エヴァンゲリオンと日本刀展で見てきた、僕の厳選7点を紹介させていただきます。
愛知県岡崎市の岡崎公園で、2019年6月15日~2019年8月27日の期間で開催されています。
https://okazaki-kanko.jp/okazaki-park/program/3266
エヴァンゲリオンの作中に出てくる武器や、キャラクターや設定をイメージした刀が計30点以上ありました。
他にも、幕末末期の日本刀のレプリカなどがたくさん並んでおり、圧倒されました。
エヴァンゲリオンに関わるもの以外は撮影禁止が多かったため、今回はエヴァンゲリオンに関わる刀とオマケを紹介します。
初号機仕様 脇指

初号機といえば、プログレッシブ・ナイフのイメージがありますが、刀で表現すると脇指になるようです。
柄と鞘の色が初号機カラーで凄くかっこいいです。
2号機仕様 短刀

柄と鞘から、アスカ感が漂ってきます。
鞘の先端が尖っているので、気の強さを表している感じです。
刀身は・・・

刀身になんと、アスカがいました!
凄いですね。
製作者のコメントにも書かれていましたが、最初は無茶だと思ったそうですが、根性でやりきったそうです。
でも髪の毛からスタイルまで、繊細に出来ていて驚きました。
おそらく、キャラクターがここまで再現性高く彫られた刀は、世界に一本でしょう。
これは家に飾りたい!と思う一品でした。
綾波レイ仕様 太刀

綾波レイをイメージした太刀です。
柄と鞘は、綾波レイのパイロットスーツをイメージした色になっています。
鞘に赤い小さな玉があるんですが、綾波の目を取り込んだそうです。
設定の細かいところまで取り込んでいて、企画愛を感じました。
カウンターソード

アニメでは登場しないため、知らない人は多いかも知れません。
ゲーム「スーパーロボット大戦」で、エヴァ初号機が使用する武器です。
再現度が高く、峰と刃が、見ていると引き込まるような黒さです。
ゲームのみに登場した武器ですが、実用性をしっかり考えて設計されていたことが見てわかります。
マゴロクソード

カウンターソードと同じく、こちらもアニメに登場しない武器です。
ゲーム「スーパーロボット大戦」と小説「エヴァンゲリオン ANIMA」にて、『マゴロク・エクスターミネート・ソード』という名称で初号機が使用します。
形状は『マゴロク・エクスターミネート・ソード』と異なりますが、孫六兼元の刀で再現するとこの形状になるそうです。
柄から鞘までの曲線が美しいですね。
柄にネルフのマークも入っていて、細かいところまで拘っていて感動しました。
刀野薙

こちらはアニメでもゲームでも登場しない、日本刀展とエヴァンゲリオンのコラボ記念で製作されたものです。
下半分は土台ですが、薙刀と一体化していて、最初は土台と気づきませんでした。
全長147.4cmと他の刀より長く、柄と土台のインパクトに目を惹かれました。
ロンギヌスの槍

エヴァンゲリオン最強の武器といえば『ロンギヌスの槍』。
全長332cmかつ、柄のねじりから刃の先端まで作りこまれていて、エヴァンゲリオンに興味がない人達も立ち止まって見入っていました。
製作現場の動画も流れており、鉄を熱しながら作る工程を見て、鍛冶師の技術力に驚かされました。
写真では伝えられないインパクトがあるので、機会があれば実際に見に行くことをおすすめします。
実際に見ると、アニメを見た時より『ロンギヌスの槍』が持つ「禍々しさ」「気持ち悪さ」「恐怖」を感じました。
夕食

オマケです。
帰りに名古屋駅に寄り、金時計側の外にある「ウインクあいち(愛知県産業労働センター)」内のカレーうどん店『カレーうどん千吉』で夕飯を食べました。
カレーうどんが700円~、天ぷらが80円~で値段がリーズナブルでした。
700円のカレーうどんを頼みましたが、結構歯ごたえがあり、ご飯とたくわんもセットのため、満福中枢が満たされました。
エリンギとマイタケの天ぷらが各80円だったので注文しましたが、こちらもボリューミーでした。
カレーの種類が4種類あり、他にも季節のメニューやお酒、おつまみが豊富なため、名古屋に来た時は一度行ってみることをお勧めします。
おわりに
僕のブログで、掛け算で新商品・サービスが生まれると語っていますが、今回の『日本刀×エヴァンゲリオン』も掛け算で生まれた展示会です。
エヴァンゲリオンは約25年前にアニメで放送された作品ですが、新劇場版で再ブームになり、海外でも人気のコンテンツです。
そして、日本刀も世界で有名ですが、「日本刀」「エヴァンゲリオン」を掛け合わせることによって、新しい日本刀や槍の美術品が生まれました。
今回の展示会で、美術品に興味がなかったエヴァンゲリオンファンが、美術品に興味を持ち、美術展示会の需要も増えると思います。
異業種の文化が組み合わさることによって、新たな商品・サービスが生まれるため、日本企業はもっと積極的に協力し合ってほしいと考えています。
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