Phythonは『AIに使われるDeep Learning(機械が自動的にデータから特徴を抽出)』『IoT』『ロボット制御』などで利用されるプログラミング言語です。
記述方法が他言語より直感的にわかりやすいため、プログラミング授業で使われつつあるプログラミング言語です。
Pythonでできること
Deep Learning
機械による自動学習です。
例えば「『人』はこういう形」と機械に登録します。
デパートの入り口にカメラを設置しておくだけで、機械が自動で人が何人通ったかをデータ収集することができます。
自動車の障害物検知など、今後はあらゆるAI/IoTで必須になる技術です。
ロボット制御
AI社会で『自動化』『無人化』が進むと、人の代わりにロボットが作業を行います。
ロボットといっても鉄腕アトムやガンダムのようなものだけではなく、物を運ぶ配送ロボットやアーム。
またAmazonや楽天が力を入れているドローンがあります。
朝日新聞DIGITALより抜粋
ロボット開発だけでなく、整備にもプログラマーが必要になります。
マーケティングの情報収集
アンケートを集めて、Excelに入力してデータ分析している方も多いと思います。
『Python』はアンケートを不特定多数に送るアプリが作れたり、集計を自動化できます。
プログラムを作れば、アンケート用紙で集めたデータをExcelに入力し、入力チェックする必要がありません。
データ入力の工数削減/ミス防止/ペーパーレスと、メリットばかりです。
他
『Python』は上記以外に、仮想通貨やブロックチェーン、アプリ開発など、幅広い分野のプログラムを開発することができます。
まずは義務教育の改善が大切
2020年から開始するプログラミング教育
「文部科学省が2020年から小学校の必修科目として取り入れる」と公表しました。
今後のIT社会では、どんな学歴でも最低限プログラミングの基礎を知っておいた方が有利です。
理解しているかしていないかで、採用率が大きく変わるでしょう。
学校の業務改善が優先
学校の先生が教えるのは無理だと思っています。
プログラミングを義務教育で教わってない先生達が、担任制でプログラミングを教えられないからです。
学校の作業は自動化できておらず、残業の多い先生がたくさんいます。
業務以外にイジメ問題やモンスターペアレントなどの問題もあります。
まずは学校の作業を自動化しないことには、新しい教科を教えることは難しいです。
問題を解決するには、会社と同じで大きな業務改善が必要です。
国語
国語の『読み合わせ』って意味ありますか?
社会人になってから「じゃあ、すぎの君読んでみて」と言われた経験が一度もありません。
上司から言われることは「これ読んでおいて」です。
読み合わせの授業を無くすだけで、国語の時間を大幅に短縮できます。
美術、図工、音楽
美術/図工/音楽は、人によって得意・不得意があるので、大学のように選択式で良いと思います。
ものづくりは世界に通用するスキルです。
黒板写し
プレゼンテーション方式にしてWEBでいつでも見れるようにすれば、黒板に書く時間とメモする時間を短縮できます。
社会人は、会議を録音/撮影したら聞き間違いや言い間違いのトラブルが無くなります。
社会人になれば、会社に通うだけの人より短時間で成果を出す人が高い給料を貰えます。
担任制の廃止
大学のように、専門科目毎に先生を分ければ良いと思います。
・個別に科目毎に資料を作る時間が無駄
・先生によって、科目毎に教え方が異なるのも無駄
先生も生徒もデメリットが多いです。
教育、仕事でPythonの需要が増えると予想
プログラミング言語はたくさんある
プログラム言語は、『Python』『C』『C#』『C++』『Java』『VB』『Ruby』『Unity』『HTML』『機械語』とさまざまな言語があります。
「うわ!こんなに覚えられない!」と感じますが、内容は同じです。
例えば、『トヨタ』『ホンダ』『マツダ』とメーカーが異なる自動車がありますけど、操作は同じですよね。
アクセル踏めば走るし、ブレーキを踏めば止まります。しかもペダルやハンドルの位置も同じです。
でも、内部構造/外見/内装/塗装は全く同じではありません。
プログラムは自動車のように細かい部分が少し違うだけで、プログラムの書き方は同じです。
Pythonは入門しやすい
Pythonは公式サイトから、ダウンロード&インストールするだけで利用できるようになります。
ダウンロード&インストールの手順については、プロの方々がわかりやすく説明してくださっていますので省略します。
僕もさっき試したところ、自動でPATHを設定してくれるチェックを入れ忘れてしまうミスをしましたが、15分ぐらいでできました(ミスしなければ5分程度)。
『比較』の計算式を作ってみたら正常に動きました。
「年齢は32ですよ」と教えて、比較のif文で「oldが30を越えていたら『あなたはジジィです。』、30以下だったら『あなたはキャピキャピです。』と返事するプログラム」です。
このプログラムを実行してみると、
年齢は32歳なので、見事に正解です。
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txtファイルにソースコードを書いて、コマンドプロンプトで実行するだけなので、非常に簡単です。
『Python』はクライアントとサーバーの開発ができるため、『Python』でリアルタイム通信のアプリを一度でも開発した経験があれば、どの企業からも重宝されます。
小学生から『Python』を学ぶべき
僕も大学で専攻した身ですが、早ければ早いほど勉強した方が良いです。
プログラムが作れるだけでなく、ロジカルシンキングを鍛えることができます。
さらに、算数と英語の勉強もできます。
日本人は本当にロジカルシンキングが苦手で、効率の悪い作業をしていても気づいていない人が多数です。
今後売上の伸びる大手企業はAI、IoT、ロボットに関するプログラミング経験のある人を求めるので、経験が長ければ長いほど就職に有利です。
ただ、大半の義務教育では「プログラムを書くだけ」になると予想しており、社会に必要な『発想力』や『創造力』などの能力はほとんど身につかないでしょう。
学歴・年齢問わず、プログラミングスキルで就職先が決まる
先ほど説明しましたが、プログラミングの経験が長ければ長いほど、就職に有利な時代がきます。
例えば、大手ゲームメーカーに2つのグループが面接にきたと仮定します。
1グループ目は、東京大学(文系)卒業の最優秀5人組。
偏差値約70の大学で、さらにトップの5人!
小学生の頃から親に勉強漬けされており、仕事や部活の経験はありません。
2グループ目は、地方の小学生グループです。
しかし『フォートナイト』のようなゲームを開発・運営しています。
リリースしたばかりですが、海外からも好評で、日々ブラッシュアップして、ユーザーもどんどん増えています。
ゲーム会社はどちらを選ぶと思いますか?
法律を考えなければ、実績のある『小学生グループ』でしょう。
クライアント開発、サーバー開発、運営、プロモーションのノウハウがあり、チームワークも完璧です。しかも12歳なので、まだまだ成長する機会はあります。
これは極端な例でしたが、プログラミングに関しては『経験』>『学歴』です。
今後は中学生や高校生でも、優秀なプログラマーがどんどん現れると予想しています。
そして、若い優秀なプログラマーは取り合いになり、学歴重視のIT企業は衰退すると考えています。
おわりに
地方の本屋でもプログラミングに関する商品に力をいれているので、大きい変化を感じます。
今後は、ロジカルな考えで効率良く仕事して、マネージメントできる若手社員が、今よりどんどん増えると考えています。
ただし、ブラック企業は高年収/高年齢の社員は自分を守るために『できる社員』を排除するので、経営者は人事評価をしっかり見極めることが大切です。
今までもできない社員のせいで、できる社員がたくさん転職してしまった会社はたくさんあるでしょう。
できない社員が集まり、会議や出張、飲み会、叱責を繰り返している会社は、自然と倒産するでしょう。
年収を増やしたい人は、今から『Python』を勉強しましょう。
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