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99%の人が気づいていないお金の正体(著:堀江貴文)|読書感想

99%の人が気づいていないお金の正体 オススメの本
99%の人が気づいていないお金の正体

ライブドア、ロケット、オンラインサロンなど、さまざまな事業をしているホリエモンこと堀江貴文さんの出された本《99%の人が気づいていないお金の正体》についてお話します。

誤解のないように先にお話しておきますと、僕はオンラインサロンメンバーでもなく、餃子屋さんを叩くような変な支持者でもありません。

あくまでパナソニックの松下幸之助さんや、ホンダ技研の本田宗一郎さんのような、一経営者として考えていますので、そこを勘違いせずにご了承ください。

①お金を貯めることに夢中になるのではなく、今日から信用を貯めることを始めよう

お金ではなく信用を貯める

お金は信用の後からついてくる

堀江さんはお金じゃなく、“信用を貯めよう”と言っています。

信用さえあれば、衣食住に困らないと。

これはお金持ちの嫌味ではなく、貧乏な僕も同じ考えです。

僕はリーマンショック後に社会人になった人で、新卒入社した会社では約4年間、月収15万円以下でボーナスのないときもたくさんありました。

寮に住んでいたので、朝は寮の食事係のおばちゃんにおにぎりをタダで貰って、毎日ギリギリの生活を続けていました。

「今年頑張れば来年は給料が増える」と思って頑張っていましたが、リーマンショック直後は給料は全然増えず、安価で超短納期の無茶振り案件ばかりでうつ状態になりました。

その後にゲーム会社に転職しましたが、ボーナスや有休はほぼ無い会社でした。

月給は手取り約14万円でした。

僕はそのゲーム会社と、その後に転職した大手玩具会社で営業して気づいたことは、必要なのはお金ではなく信用だってことでした。

サラリーマンの最後の売上は、月1憶円7千万円でした。

なぜそんなに売上を出せたかというと、僕が毎月、お客さんに売れる商品か売れにくい商品かを詳細に説明して、SNSや現場の店員さんの情報を資料にまとめて伝えていたからです。

これを1年以上続けた結果、信用いただいてたくさんの売上を出すことができました。

世の中には宝くじだの転売だのでお金に夢中の人が多いですが、お金は信用によって生まれるものです。

一時的に儲かっても、信用がなければ貯金は減り、またお金に困る生活になります。

堀江さんだけでなく、スティーブ・ジョブズ、松下幸之助さん、本田宗一郎さんなどの大企業の成功者は、価値を生み出す「信用を貯めること」を大切にしています。

②安い給料に不満があるなら、サッサと転職するか、今すぐ副業を始めればいい

給料に不満があるなら転職/副業する

現代はネット広告費で、誰でも稼げる時代

30年前のバブル時代は、日本製品は海外にバカ売れで、給料もボーナスもめちゃくちゃたくさん貰えて夢のような時代でした。

でも今は「月収14万円貰える?貰えない?」で、Twitterで争う人がいる時代です。

インターネットのない時代なら副業は難しかったですが、今は家にいるだけでホームページ作成/動画編集/ブログ/SNSを利用した広告(プロモーション)の仕事を受けることができます

「うちの会社は副業禁止だからできない」と言う人もいますが、そもそも副業禁止の法律なんてありません。

なぜ会社が副業禁止にするかというと、「洗脳した社畜に逃げられないため」です。

会社は「情報漏洩するから」などと言いますが、情報漏洩するなら家族や友達と会うこともNGのはずです。

「副業禁止」は、社員を安い賃金で働かせるための嘘の言い訳です。

なので「副業禁止」という会社は怪しいと思ってください。

今の時代はパソコン&ネットがあれば、田舎でも働ける時代です。

営業/プロモーション(Twitter、Instagram、YouTubeなど)/データ入力などさまざまな仕事があります。

「今の会社でしか働けない」という考えを捨てて、副業できる会社に転職して、年収をどんどん増やしましょう。

③これからの時代「他人と違うこと」はアドバンテージになる

自分をブランド化する

たくさんの経験をして、自分をブランド化しよう

“ADHD、ASDは集団の中で他人と同じように動くのがとても苦手だけど、興味のあることには凄い集中力&粘り強さがある”と書かれています。

堀江さんはADHDを「多動力」と言い換えて、ポジティブな考えを示しています。

僕もADHDやアスペルガー症候群と診断されてはいませんが、世の中をプログラミングで考えてしまい、無駄な作業が大嫌いな性格です。

例えばバケツリレー。

20人~30人の社員を集めて荷物を運ぶ社内儀式みたいなものがありましたが、僕は台車で運んでいました。

バケツリレーだと、毎回モノを運ぶ時に人数×時間の人件費がかかりますが、台車を使えば安全に、たくさんの荷物を1人で運ぶことができます。

だけどこのように新しい動きをすると、おじさん&おばさんに嫌われます。

理由は「皆で協力することに意味がある」と。

でも、会社はその時間分の人件費を支払っているので、経費削減したいはずです。

あと、もし怪我をして労災になったら、会社は大きな信用を失うことにもなります。

このように僕は効率重視で考えているので、愚痴や自慢話ばかりの会社の二次会に参加しません。

僕は自分だけの有限の人生を、時間を読書や趣味などに効率的に使いたいと思っています。

このようにおじさんやおばさん社員から嫌われやすい性格なので、サラリーマンという職種は辞めて、個人事業主を選びました。

個人事業主になって気づいたことは、新しい土地で信頼をゼロから積み上げるのはすごく大変ですが、「この経験は必ずアドバンテージになる」と考えています。

④みんなが飢え死にすることなく一生安心して暮らせるベーシック・インカム

ベーシック・インカムで多くの人が幸せになる

税金を国民の幸福に使ってほしい

ベーシック・インカムとは、国が国民に毎月一定額給付する制度のことです。

世界で注目されているシステムで、フィンランド、カナダ、オランダなどで実験的に行われています。

竹中平蔵さんが日本でやるなら「月7万円」と言っており、地方のアパートだと月3万円で借りれる場所が多いので、国が国民に7万円を毎月給付すれば、国民は必要最低限の生活ができるということです。

堀江さんもこの考えには賛成してます。

ベーシック・インカムが貰えれば、最低限の暮らしで良い人は働かずに生活ができます。

もし「もっと良いもの食べたい」「旅行したい」と贅沢したい人は、フリーランスやアルバイトで稼ぐといった人間らしい自由な働き方ができるので、世界で注目されています。

ただ10万円の給付金で政治家がめちゃくちゃ悩んだり、持続化給付金で1億円以上もの不正受給がされてしまう時点で、個人的には日本のベーシック・インカムは難しいと思います。

でも、ベーシック・インカムがあれば、リストラや倒産で心が壊れ、命を落としてしまう多くの人を助けられるでしょう。

政治家が国民の命や幸福を第一に考えていたら、答えは一つだと思います。

⑤この先、生き残るのは「仕事を生み出すこと」ができる人

世界中でAIロボットによる自動化が進んでいる

自分の個性(得意なこと/好きなこと)を理解し、学び続けよう

堀江さんは“今後はAIロボットが進化し、指示通りに動く労働者は減っていく”と考えています。

AIや5Gやプログラミングといったテクノロジーを勉強している僕も同じ考えです。

これは僕がサラリーマンを辞めて、オンライン教育を起業した理由の1つです。

最近スマホの話でよく聞く『5G』。

5Gにはミリ波とsub6という2種類があり、ミリ波の5GでAmazonやGoogleが所有している何千万円とする超すごいパソコンと1秒の誤差もなく超高速通信できるようになります。

AIは超凄いパソコンでしか処理できません。

だけどミリ波の5Gの使える場所が増えてくると、今まで超凄いパソコンでしか利用できなかったAIを、世界中の企業や個人が利用できるようになります。

つまりミリ波の5Gによって、AIを利用した自動運転/自動配送/工場ラインの無人化/レジの無人化/倉庫管理の無人化など、さまざまな仕事をAIロボットが24時間給料いらずで行えるようになります

既にアメリカでは、Amazonが無人コンビニ『Amazon Go』を作って、上手くいっているようです。

日本のファミリーマート/セブンイレブン/ローソンは、Amazon Goの情報が出た後に、AIロボットによる無人化の実験を急に始めました。

日本はミリ波の5Gの基地局がほとんどないのでAIを利用できませんが、基地局や衛星を利用した5G発信機ができれば、Amazon Goが日本に参入するでしょう。

Amazon Goは商品管理やレジなどの人件費が一切いらないので、商品の値段を凄く下げることができます。

多くの経済学者は、ミリ波の5Gが2025年頃には普及すると予測していて、その時にはさまざまな業種の働き方が大きく変化しているでしょう。

たくさんのAIロボットを利用した海外企業が日本に参入し、多くの日本企業が赤字になれば、国も終身雇用&年功序列を無くさないといけません。

終身雇用&年功序列が無くなったら、「正社員は安定した仕事」ではありません。

正社員は、クビになったら『何で稼げばいいかわからない不安定な仕事』になります。

これは堀江さんや僕だけじゃなく、プログラミングを理解している人は5G&AIロボットがどれだけ優秀わかっています。

なので優秀なプログラマー&エンジニアは、素早くフリーランスや副業を始めています。

おわりに

今回は僕の心に残った言葉をお話しました。

30歳以上の人ならわかりますが、テクノロジーは日々変化しています。

2010年にスマホを持っている人はほとんどいませんでした。

2000年にノートパソコンを持っている人はほとんどいませんでした。

YouTubeも今ではお金持ちになる仕事ですが、これも最近生まれたばかりの仕事です。

成功する人は、時代の変化を素早く察知し、行動している人ばかりです。

この本には堀江さんの考えや経験など、他にも良いことがたくさん書かれていますので、ご興味のある方はご購入ください。

今後の5G社会で楽しく生活するためには、いろんな勉強&経験をして、たくさんの人から信用される人になることが必要です。

僕も2年前に起業したばかりで、まだまだ勉強&経験しないといけないことがいっぱいあります。

幸せな人生にするために、知識&経験&信用を貯めましょう。

僕が他にオススメする本は厳選|すぎの先生のオススメ本にまとめてあります。

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