コーチング

トーク力

コミュニケーションに必要なトーク力(画像:Gerd AltmannによるPixabay) コーチング
コミュニケーションに必要なトーク力(画像:Gerd AltmannによるPixabay)

初めて会った知らない人と話すのが苦手な人は多いのではないでしょうか?

サラリーマンだけじゃなく、起業や副業でも必ず必要になるのがトーク力です。

トーク力の有無で仕事の成果に大きな差ができます。

今回はそのトーク力についてお話します。

1つの話は30秒でまとめる

上手く伝える方法

30秒以内で伝える

人の話を聞いて覚えていないことってありませんか?

序盤は覚えてるけど、途中からはよく覚えていない。

これは人の集中力がそんなに持続しないからです。

親切に長々を詳細を話してくれる方が多いのですが、聞いている方は内容の100%を覚えていません。

例えば友達と遊んでいて「今日の夜、何食べる?」と質問します。

友達が「あー、昨日焼肉だったんだよね。ハラミが好きなんだけど、親父がハラミ苦手でさぁー。ハラミが苦手になったのは、10年前に家族でバーベキューに行った時に半生でもいける!とか自信満々に言って食べてあたったから自業自得なんだよねー。俺は毎日ハラミでも食えるけど、ハンバーグやパスタも美味しそうだよね。あ、春だから竹の子ご飯も良いよねー。」

このように長々と話されると「何食べたいのかわからん」となりませんか?

質問側としては「焼肉の話いる?」です。

でも実際にこういう人が多いです。

まずは相手に伝わる言葉を30秒以内に伝えましょう。

さっきの夕飯の質問なら「ハンバーグとパスタ、あと季節の料理で迷うね。」だけで良いです。

30秒以上話しても相手は集中力が切れて理解してないことが多いので、長々と話さないよう注意しましょう。

30秒区切りで、相手に会話のパスを渡すことが大切です。

相手を知る

コミュニケーションをうまく取る方法

相手に興味をもつ

知らない人と話すときは相手に興味を持ちましょう

とはいっても、出会ったばかりの人の好みなどはわかりません。

そこで「僕はゴルフが好きで毎月ゴルフ場に行ってます。あなたは休日に何をしていますか?」と自己紹介しましょう。

ポイントは、まず自分を相手に知らせることです。

これも先ほどお話したようになるべく簡潔に伝えます。

初めて会った人に対しては、誰でも警戒します。

相手の心のドアを開くためには、自分のドアを開くことです。

「僕はこんな人です」と伝えれば、相手の心のドアは開きます。

自己中な話はしない

嫌われる人の特徴

嫌われる人は自己中

アホな営業マンに多いのは自己中の人です。

自慢話をしたり、相手の考えを無視して売りつけようとします。

この方法は他人を疑わない人を騙すには有効ですが、いつまでもリピーターは増えないし、ずっと新規顧客開拓に苦戦します。

相手の悩みを聞いて、悩みに対して適切なアドバイスができる人が成功する人です。

大手企業でも「俺が考えたから売れるやろ(笑)」的な考えの人は多かったです。

社会人になってからこの現実を知り、童話《うさぎとかめ》と同じように、日本企業は海外企業と差ができてしまったんじゃないかと思っています。

トーク力の鍛え方

それでは僕がテレアポと飛び込み営業で鍛えた、知らない人ともすぐに仲良くなれるトーク力をお教えいたします。

相手を知る

トーク力を鍛える方法

質問して、聞いた内容をメモする

メモすることは、ざっくりで良いです。

・何が好きか?
・何の仕事をしているか?
・どのような夢を持っているか?

知らないことがあれば、次回会うまでに調べます

例えば「下町ロケットっていうドラマ好きなんだよね」と話したなら、動画配信サービスで見てみるとか。

次回会ったときやメールで「下町ロケット見ました!阿部さんが素敵でした。また農家の将来が楽しみですね!」と伝えます。

そうすると相手は喜んで仲良くなってくれます。

僕はこの方法で大手企業の役員との新規アポイントを取っていました。

出会って1分以内に笑わせる

トーク力を鍛える方法

1分以内に笑わせる

僕が出会った営業マンでこれができる人はほとんどいません。

それは「売り込もう!」「賢く見せよう!」と金儲けしか考えない営業マンが多いからです。

相手を『お金』としてしか見てない営業マンは成長しません。

それは自分だけが得するWinLoseの考え方だからです。

営業に大切なのは仲良くなることです。

仲良くなるためには「また会いたい!」と思ってもらうことが大切です。

あなたが「また会いたい!」と思う人って一緒にいて楽しい人ですよね?

それではどのように笑わせるか?

テンション高めで少しアホっぽく挨拶をしてみてください。

芸人が面白いことは言ってないのに、空気感で笑ってしまうことってありませんか?

テンション高めに話すことで、楽しい空気を生み出すことができます。

自分の考えを、客観的に考え直す

トーク力を鍛える方法

「私は絶対に正しい!」の考えを捨てる

羞恥心やプライドで意固地な人は多いです。

否定的なことを言わなくても、ちょっとした表情の変化や声のトーンなどでバレます。

相手が「こいつ嫌な奴だな」と思うと、また会うことが難しくなります。

常に自分の考えや行動が正しいか、客観的に考えてください。

最初は難しいですが、日々の鍛錬で少しずつ慣れてきます。

僕も慣れるまで1年かかりましたが、今ではブログを書くときやYouTubeで話すときに役立っています。

おわりに

トーク力はコミュニケーションには必要不可欠なスキルです。

これは僕が2年間、テレアポと飛び込み営業を死ぬ気で頑張って得たスキルです。

このスキルがあったので新しい土地で起業しても、売上を少しずつ伸ばすことができました。

今回お話したスキルを訓練すれば、誰でも初めて人と仲良くなれます。

スポンサーリンク

コメント