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AIにできない仕事|ブルー・オーシャンの開拓

ブルーオーシャン ビジネス教育
ブルーオーシャン

「ブルー・オーシャン」という言葉をご存じでしょうか?

その逆に「レッド・オーシャン」という言葉もあります。

ブルー・オーシャン

競争相手のいない未開拓の市場

レッド・オーシャン

競争の激しい既存市場

ブルー・オーシャンを開拓できる人は競争相手がいないので、成功して需要が増えたらナンバーワンになれます。

AIはブルー・オーシャンを探すことができても、その情報で成功することはできません。

料理で例えると美味しい料理を素早く探すことができても、新しい料理を作って味見することができません。

最終的には人間による判断が必要です。

AIは人間の指示通りにしか動けないものであり、人間のように自分で考えて判断することができません。

ブルー・オーシャンよりレッド・オーシャンのビジネスが多い

レッド・オーシャンに後乗りする会社が多い

プライドが高く、保守的だから

ブームが起こるとブームになったものと似た商品を作る会社が多いです。

●タピオカ
●スマホゲーム
●たまごっち
●ライトノベル(小説)
●YouTubeの企画

僕が子供のときに『たまごっち』がブームになってすごく欲しかったですが、全然手に入りませんでした。

そのときに他のメーカーからたまごっちと似た『ぎゃおっぴ』などのものがたくさん出回って、それらもすごく売れていました。

他にもハイパーヨーヨーやミニ四駆など、ブームになると他メーカーから似た商品が出ました。

最近だと2019年にタピオカがブームになってタピオカドリンクを販売するお店が急に増えましたが、1年ほどでタピオカドリンクのお店をほとんど見かけなくなりました。

なぜレッド・オーシャンを好むのか

レッド・オーシャンを好む会社が多いのは、便乗や相乗りで楽して儲けたい人が多いからです。

世の中に無い新しい商品を売ろうとすると、お客さんに認知させるために多額のプロモーション費用がかかったり、売れずに大量の在庫を抱える恐れがあります。

だけど売れている商品ならプロモーションしなくても勝手に売れます。

つまりプロモーション費を大幅に削減して、全然売れないというデメリットを回避したいからです。

レッド・オーシャンは価格競争が激しく、旬の時期も短い

ブームの時期は売れますが、競合他社が増えると原価は上がって、さらに価格勝負に追い込まれて利益が下げることがあります。

そしてブームが続くのは大体半年ぐらいです。

ユーチューバーやテレビや人の噂によって、心理学のマズローの欲求五段階説にある社会的欲求&承認欲求が刺激され、生活に必要ないものでも欲しくなります。

だけど多くの人は承認欲求が満たされると飽きます。

なので売れている時に便乗すれば売れますが、半年ほど経つと今まで以上に売れなくなることがよくあります。

レッド・オーシャンが生まれる理由

レッド・オーシャンが生まれる理由は簡単です。

レッド・オーシャンが生まれる理由

YouTubeやテレビを見て欲しくなった(承認欲求)
品薄で入手困難なので、手に入れたら自慢できる(承認欲求)
友達がみんな持っていて、仲間外れになりたくない(社会的欲求)

欲に弱い人が多いほど、レッド・オーシャンに飲み込まれます。

不安なほど欲求が高まる

特に興味がなかったものでも品薄だと「私も買わないと…」と不安になり、買わなければいけない感覚になる方が多いでしょう。

例えば地震などの災害が起こった後、Amazonなどの通販で非常食やモバイルバッテリーがよく売れます。

これは自然災害のニュースで不安になった人が「災害グッズが売れてるから、私も買わないといけない!」と考えてしまうからです。

またメディア(テレビや雑誌)がわざとフェイクニュースで煽ったり、メーカーが品薄にして承認欲求を高めることもします。

レッドーオーシャンとは

レッド・オーシャンのまとめ

ブームが過ぎると飽きられて売れなくなる
真似する競合他社が急激に増えて価格競争になる
供給不足や原価上昇で利益が下がる
不安によって承認欲求&社会的欲求が高まる
メディア&メーカーは承認欲求を高める仕組みを利用する

ブルー・オーシャンを生み出せれば天下を取れる

レッド・オーシャンの商品/サービスは一時的に売れますが、競合他社が多くて価格競争の激しい市場です。

だけどブルー・オーシャンは誰も見つけていない未開拓の市場です。

この売れるかどうかわからないブルー・オーシャンの商品/サービスを販売する会社は少ないです。

しかし売れれば競合他社がいないので一人勝ちすることができ、「元祖」という知名度が手に入ります。

スマホゲームでも《パズドラ》や《モンスト》がずっとランキング上位に残っていますが、似たゲームがたくさんあります。

何年経っても《パズドラ》や《モンスト》が上位であり続けるのは、元祖は愛されるからです。

日本人はものづくりが得意

今は通販の利用が増えて、マーケットは国や地方から一気に『世界』へ広がりました。

小さい島に住んでいてもネットさえ繋がれば、Amazonやメルカリで売買することができます。

レッド・オーシャンに強い国

レッド・オーシャンに強い国があります。

それは中国です。

自動車や食品など、他国の製品を製造する会社が多いのは中国です。

なので世界で売れているものを把握でき、類似品を大量生産して低価格で販売することができます。

Amazonのマーケットを見るとわかりますが、中国メーカーの商品がとても多いです。

真似による大量生産は開発費がかからないので、安く販売することができます。

ブルー・オーシャンを生み出すのは日本人が得意

世界で認められる日本の商品

アニメ
和食
陶芸
盆栽

日本はブルー・オーシャンに強い国だと考えています。

アメリカや中国と比べて圧倒的に国民の数が少ない日本ですが、アニメ陶芸など世界で有名な作品が多いです。

アニメは《鬼滅の刃》《ドラゴンボール》《ポケモン》など、海外でも大人気の作品がたくさんあります。

逆にアメリカや中国で有名なアニメって知らないですよね?

このように小さい島国の日本が繁栄できたのは、創造力の高い国民だからだと思います。

だけど今は昔に比べて保守的でチャレンジしない人が多く、日本人の創造力は劣っているように感じます。

原因としては、保守的な考えの社長&役員が多く、若い人がチャレンジできない環境だからじゃないでしょうか。

ブルー・オーシャンの開拓方法

俯瞰的に分析する

『俯瞰的』とは主観を捨てて視野を広く捉えることです。

自分が好きなものを「これは売れる!」と思っても、世の中ではあまり需要がなかったり、既に似たようなものがある場合があります。

例えば鉄道オタクの人は電車の写真が大好きですが、電車が好きじゃない人には需要がありません。

自分が良いと思っても、多くの人がどう考えるか?を考える癖が必要です。

俯瞰的な考え方

どういう人に売れるか?
似たようなものはないか?
世界の市場で売れるか?

このように感情を抑え、神の視点で分析することが大切です。

「どうしたら欲しい人が増えるか?」を常に考える癖がつくと、商品力を上げることができます。

世界のマーケットを考える

日本のスマホゲームは外国人にウケないガチャ要素が多いです。

なので日本で売れても他の国では売れず、日本だけのマーケットで競争するゲーム会社が多いです。

ゲーム会社はスマホゲームは開発費/サーバー維持費/プロモーション費などの莫大な経費がかかるので、毎月売れないとすぐ赤字になるギャンブルをしています。

チャレンジする

「売れなかったらどうしよう」と考える保守的でチャレンジ精神の弱い会社が多いです。

僕が最近すごいと思ったのは、バンダイさんのダンゴムシのガシャポン。

いきもの大図鑑|ガシャポンオフィシャルサイト
いきもの大図鑑 ガシャポンのオフィシャルサイト

これが結構人気があって驚きました。

普通なら「売れないだろ」と企画段階で無くなると思いますが、ここがバンダイさんならではの遊び心から生まれるチャレンジ精神だと思います。

このように売れなさそうなものを売れるようにできる人が、ブルー・オーシャンの開拓者です。

おわりに

ブルー・オーシャンの発見&開拓できる人は成功者です。

社長でも実業家でもマーケッターでも、ブルー・オーシャンの開拓がうまい人ほど一番乗りで稼げます。

ブルー・オーシャンの開拓ができる人が少ないのは、教育では答えのある問題を解くことが常識になっているからです。

学校のテストでは答えが用意されています。

そして社会人になっても、答えを求める会社が多いです。

例えば「目標の売上金額達成のために絶対に売れるものを、在庫を抱えずに売り切ること」。

このように「売れるものを売らないといけない」という答えが準備されていると、オリジナリティ(独自性)のない他社で売れている商品を真似することになってしまいます。

その結果「どこよりも安く!」と価格勝負による値下げで利益が下がり、すぐに飽きられて売れなくなります。

ブルー・オーシャンを開拓できる人は、レッド・オーシャンを予想して競争市場を避けます。

みんながレッド・オーシャンで競争しているとき、未開拓の市場を広げています。

レッド・オーシャン&ブルー・オーシャンは株価と同じです。

SNSや知り合いが「この株は伸びる!」という騒ぎを聞いて株を買う人はレッド・オーシャンに巻き込まれる人。

今後伸びそうな株をいち早く予想できる人がブルー・オーシャンを開拓できる人です。

ブルー・オーシャンの発見&開拓ができるのは人間だけです。

ブルー・オーシャンの発見はAIできますが、発見したブルー・オーシャンを開拓できるのは人間だけです。

ブルー・オーシャンを開拓できる人になって、楽しい人生を過ごしましょう。

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