『フリーランス型正社員』についてお話します。
現在は正社員、契約社員、フリーランス、パート(アルバイト)といった働き方が主流です。
だけど今後は、このフリーランス型正社員を取り入れる会社が増えてくるのではないかと予想しています。
フリーランス型正社員とは
待遇は正社員と同じで、働く時間や場所は自分で選べる働き方
大手企業が終身雇用を維持できなくなってきた
40歳以上の早期退職(リストラ)を行う会社が増えてきた
2019年にトヨタ&経団連が「終身雇用は難しい」と発言したニュースがありました。
その後トヨタだけじゃなく、三菱UFJや三井住友、パナソニックなどの大手企業が早期退職(リストラ)を進めています。
中小企業についてはデータがないのでわかりませんが、大手企業から仕事を受注している会社もかなりリストラしているのではないでしょうか?
早期退職を進める理由は、会社の売上に対して社員の給料/年金/雇用保険といった経費が圧迫しているからです。
売上に余裕があれば早期退職ではなく、次々に新規事業を立ち上げて人員を割り振るはずです。
早期退職のデメリット
優秀な人が退職する
早期退職の問題として、優秀な人が辞めていくというデメリットがあります。
なぜなら優秀な人は能力が高いのですぐに良い退職できるし、オマケで退職金まで貰えるからです。
これからの時代は「副業しやすい良い会社に転職する人が増えるじゃないか?」と予想しています。
インターネットが発達した今、YouTubeやブログやSNSで個人で稼ぐ人が増えています。
人気ユーチューバーになれば、8時間も働かなくても数時間で何十万と稼ぐこともできます。
実際にヒカキンさんのような超有名でなくても、サラリーマンを辞めてYouTubeで50万円以上稼いでいる人もいます。
そのような方々が時給2,000円や3,000円で、8時間働こうと考えるでしょうか?
僕も2回転職しているのでよくわかりますが、マネージャーや役職でも嘘ついたりトラブルを起こして多くの社員に迷惑をかける人がいます。
トラブル対応が多いと、その時間分の人件費だけ会社の利益が下がります。
しかも会社の信用も落ちて、商品が売れなくなります。
大手企業は人間→AIロボットの実験をしている
【経費を大幅に削減できる】
・社員の給料
・社員の年金/健康保険
・社員の交通費
・新卒/中途の採用にかかる経費
【ヒューマンエラーによるトラブル】
・体調不良による品質チェック漏れ
・不倫などの社内トラブル
・工場ラインや運転中の事故による損害賠償
大手企業各社はAIロボットの開発や研究を進めています。
例えばファミリーマートやセブンイレブンなどは、レジや品出しなど人間がしている作業をAIロボットに置き換えるために実験しています。
もし全自動化できれば全国のコンビニの店長とアルバイトがいらなくなります。
働く場所が減ると、職場探しに困る人がたくさんいるでしょう。
日本の働き方は古い
無料のYouTubeやSNSで、世界中の不特定多数の人にプロモーションできる時代
YouTubeやSNSが当たり前の時代に人をたくさん雇ってテレアポしていたり、チラシ配りをしている会社がたくさんあります。
頭の良い会社は費用対効果を考えてユーチューバーやTwitterやInstagramなどを活用し、最少人数で世界中の人達にプロモーションしています。
時代遅れの会社は経費がたくさんかかるので給料が安かったり、サビ残があったりします。
また世界を見ると終身雇用や年功序列の会社は減っており、転職を繰り返してスキルアップする働き方が普通になってきています。
今までどの国もテクノロジーが大きく発展していなかったので、生産性はあまり変わりませんでした。
だけどAIロボットが生まれ始めた今では、世界の変化に適応しないと大きなマーケットで戦うことはできないでしょう。
おわりに
世界のニュースを見ると、テクノロジーの発展が早いです。
AI、5G、スマートグラス、ドローン配送、ビッグデータ…
人類の歴史が大きく変わる10年間になりそうです。
また2030年代に宇宙と通信できる6Gが研究されていて、ロケットの開発を進める国が増えています。
変化を拒む人は多いですが、スマホが誕生したときも同じでした。
2012年のガラケー時代に、僕が会社でスマホを使っていたら「なにそれ?そんな大きいもの不便じゃん。早くガラケーに戻した方がいいよ(笑)」と笑われました。
他にも自動車が誕生した時も、悪魔の乗り物だのなんだの言われて批判されていました。
でも現代では老若男女だれでも乗っている乗り物です。
地方に住んでると、自動車を運転できないと買い物や職場に行けません。
歴史を考えるとテクノロジーを批判しても置き去りになるだけです。
テクノロジーを正しく理解して、時代に合った働き方&生活をしましょう。
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