子供が勉強する方法についてお話します。
僕は大手玩具メーカーのイベントで各地を回って、3,000組以上の親子を見てきました。
今は教育職をしていて、子供だけじゃなく親にも教育指導しています。
その僕が、子供が自主的に勉強する性格になる方法についてご紹介します。
子供が自主的に勉強する性格を育てる
親が勉強しているところを見せる
子供が自主的に勉強する方法は「毎日親が勉強するところを見せること」です。
赤ちゃんは「親の真似をしよう」と思って、歩けるようになったし話せるようになりました。
これは鳥でも猫でも動物は同じです。
尊敬する親(リーダー)から、自分ができないことを真似しようと思って学びます。
真似したいと考えるのは赤ちゃんだけでなく、子供も大人も同じです。
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真似をしたがるのは大人も同じ
欲しいモノは誰かの影響
例えば何かブームになれば、それが欲しくなることはありませんか?
例えば2019年だと、タピオカドリンクがブームになりましたよね。
ほとんどの人がタピオカドリンクを飲んだんじゃないでしょうか?
それは誰かの真似をしたいと考える本能があるからです。
子供が勉強しないのも、親が勉強しないのを真似しています。
僕が出会った思考力の高い子供の親は読書好きで、感情ではなく理論的に穏やかに話す人ばかりでした。
逆に思考力が低い子供の親は、デパートで「早くしなさい!!」と叫びまくったり、感情的に声を荒げる人が多かったです。
僕は3,000組以上の親子と接したことによって、子供と少し話せば親の性格が大体わかるようになりました。
子供を怒る前に、親が自分自身を客観的に見つめ直すことが一番大切です。
親は子供の鏡
子供を褒めたり叱るのは、自分にしているのと同じ
親は子供の鏡であって、子供の良い部分も悪い部分も親自身です。
「忙しい」と言いつつテレビを見ている親を、子供はしっかり見ています。
本当に忙しいなら、テレビを見る暇は無いはずです。
子供に勉強してほしいなら親自身が自己管理して、子供に頑張っているところを見せないといけません。
子供が反抗的になる理由を、客観的に考えてみましょう。
例えば会社で仕事しない上司を見て、その人を尊敬しようと思いますか?
親は子供の上司(リーダー)です。
親が悪い見本なら、子供は良い人に育ちません。
何歳からでも勉強が好きになれる
好きなことを増やす
「私は勉強ができないの!」と諦めている人がいますが、勉強は学校で学ぶモノだけじゃありません。
好きなことを勉強すれば良いだけです。
必ず何か好きなことがあるはずです。
スポーツ、旅行、料理、化粧、ゲーム…
もし好きなことがわからない人は、今まで好きなことを知る経験がなかっただけです。
行ったことのない場所に旅行してみたり、やったことのない料理をしてみたり、たくさんの未経験にチャレンジしてみてください。
僕も30歳まで超コミュ障でしたが、初めて飛び込み営業を経験したことによって「知らない人と話すのが楽しい!」と、自分の好きなことを知りました。
これも怖がって経験しなかったら気づけなかったことです。
なので「自分にはできない」と思っていることが、実は好きなことかもしれません。
好きなことがたくさん見つかると、やりたいことが見つかって人生が楽しくなります。
勉強が好きになる方法はこちらをご覧ください。
おわりに
今回は僕が多くの親子を見て気づいたことを書きました。
この問題は親ではなく、子供の人生に関わる大きな問題です。
子供に良い仕事に就いて幸せになってほしいと思うなら、子供と一緒に勉強しましょう。
本当に子供に勉強してほしいなら、削れる時間はあるはずです。
性格を育てるには長い時間がかかりますが、勉強する性格が鍛えられれば勉強できる人になります。
子供の未来は、親の教育で決まります。
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