子育て教育

子育て|子供に大切な性格教育

社会が求める教育 子育て教育
社会が求める教育

教育は一言でいうと『子供の未来への投資』です。

学校や塾の先生は給料が安く、少子化によって将来不安な仕事です。

しかし、あるものを子供達の未来に投資しています。

先生は自分の時間を投資している

投資しているものは先生達の時間です。

その時間で与えているものは『知識』『経験』です。

学校に関しては、授業以外に問題集やテストの作成/部活/登校のサポート/モンスターペアレンツのクレーム対応など、たくさんの仕事があります。

学校の先生はほとんど残業代が出ないので、一般企業で考えると超絶ブラック企業です。

しかし先生達は子供達が将来幸せになるために、自分達の時間を投資しています。

時代に合った能力が育っていない

また、社会(会社)が求めている教育も、学校教育が作られた明治時代とかなり異なっています。

会社で求められる能力は、パソコンのタイピングやExcel、YouTubeやTwitterなどを利用した世界に対するプロモーションやネット販売などです。

30年前のバブル期と比べて今は日本の市場ではなく、世界の市場に対して価値のある人を求めています。

学校では、このネット社会に必要な能力『パソコンの基礎知識/プログラミング/思考力/コミュニケーション力/創造力(アイデア力)/分析力』といったものを学ぶ時間がほとんどありません。

世界に通用する能力を育てるためには、親が子供の個性を正しく理解して『パソコン/本/スケッチブック/粘土/旅行』などに投資しなければなりません。

時代に合わない学校教育を変えることはできませんが、子供の教育にお金や時間を投資できるのは親だけです。

時代に合った成功する人を育てる教育を

長年、子供の貧困と教育政策を専門に研究や活動しているポール・タフさんの本《成功する子 失敗する子》にこのように書かれています。

“成功する人に育てるためには《やり抜く力》を鍛える性格教育が必要だ”と。

このやり抜く力は誰でも鍛えることができます。

歩けるようになったり話せるようになったのは、生まれたときに《やり抜く力》があったからです。

だけど明治時代は産業が活発だったので、今でも学校ではロボットやペットのように人の指示通りに動く教育が行われています。

「~しなさい!」「皆と違うことは止めなさい!」と言われたことはありませんか?

命令に従わせることによって、自分の考えたことを成功するまでチャレンジ&失敗する《やり抜く力》を弱くします。

《やり抜く力》が弱くなると失敗することを恐れ、人生で必要な判断力が落ちて、会社でパワハラを受けても退職という正しい判断ができずに命を落としてしまうこともあります。

教育を他人に丸投げするのではなく、本当に子供に幸せになってほしいなら正しい教育《性格教育》のお金や時間に投資することが大切です。

おわりに

僕は玩具会社で、各地で子供向けのイベントをした時に、たくさんの親子とお話をしました。

やり抜く力&思考力&コミュニケーション力の高い子供の親は読書やものづくりが好きで、仕事を楽しんでいる方ばかりでした。

このようなお父さんお母さんに育てられた子供と話してみて、「大人より賢い」と感じた子供もいます。

子供の見本は親であり、親が楽しく働いて勉強していれば子供は真似をします。

それは歩けるのも話せるのも、親を見て必死に真似していたからです。

そのため子供が勉強しないのは子供が悪いわけではなく、親が勉強しないのが原因です。

子供の将来を本当に大切だと思うなら、親自身もしっかり勉強して、仕事を楽しんで、子供の《性格教育》に投資をしましょう!

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