2019/6/29に愛知県で開催されているクリエイターズマーケットに行ってきました。

11時スタートだったので早めに昼食をとって12時前に来場してみたら、既に人で溢れかえっていました。

2019年は全国5か所
2019年は20周年ということで、全国5か所で開催の予定です。
4月の大阪と6月の名古屋は終わりましたが、残りは8月に京都、10月に神戸、11月に愛知で開催されます。
出店予定ブースが2,000を越えるのは今回のポートメッセ名古屋だけなので、見応えがありました。
どういう物が売っているか
普段お店で見れないような、ハンドメイドのキーホルダーやスマホケース、お菓子などが売っています。
出展者の中には埼玉から来ている人もいて、 ほとんどの方は店舗持っておらず、通販のみで販売していいました。
通販で写真を見ることはできますが、クリエイターズマーケットで実物を見ると全然違います。
僕は通販で置物を購入したことはないですが、《いろした工房》さんの『御彼岸の行灯』に心を奪われ、8,400円で購入しました。
イラストが描かれているところがガラスになっており、色合いも良く、直接見るとすごく綺麗です。

他にも宇宙を閉じ込めたようなガラス玉やステンドグラス風の名刺入れなど、欲しい物はたくさんありましたが、歯止めが効かなくなると思って行灯とドライフルーツだけ購入しました。
愛知の強みは『ものづくり』
東京に引っ越す前の4年前にも行きましたが、その時より展示物のクオリティが高くなっていたように感じました。
以前はポートメッセ名古屋で年2回の開催でしたが、今年で20周年になり、年5ヵ所と徐々に拡大しています。
2019年は京都&大阪でも行うので、関西のクリエイターが増えてくるのではないかと考えています。
高級ハンドメイドが売れる
今後、AIの進化で仕事がなくなっても、『手作り』は世界に1つだけのモノなので、令和の新しいビジネスになると思います。
今回、たくさんのブースを見て気づいたのは『クオリティは高いのに、値段が安いモノ』がほとんどでした。
でも、値段で選ぶ人はあまり見かけませんでした。
そこで、宇宙を閉じ込めたようなガラス玉が15,000円~25,000円と高額だったんですが、それを購入している女性がいました。
このガラス玉が気になる方は、お店のホームページをご覧ください。
今回のクリエイターズマーケットで気づいたことは、安ければ売れるんじゃなくて、良いモノは値段関係なく売れるんだと思いました。
クリエイターズマーケット各地に拡大するようなので、今後が楽しみですね。
令和の売場
クリエイターズマーケットに出店していた方は、店舗を持たず通販で売っている方が多かったです。
実店舗にはメリットもありますが、デメリットもあります。
・お客さんに商品を見てもらえる
・お客さんの生の意見が聞ける
・お客さんと仲良くなれる
・家賃、人権費、光熱費などの費用が毎月必要
・盗まれることがある
たくさんの人が住んでいる地域なら、お客さんがお店に来る確率が高いので売上はあるでしょう。
だけど、人が少ない地方の店舗だと厳しいです。
地方は都市に比べて土地代が安いですが、お客さんが来なければ売上はありません。
値段を下げて売るお店もありますが、家賃や人件費などを払うために売上は必要です。
そのため今後は、今回のクリエイターズマーケットに参加している人達のように、店舗を持たずSNSでプロモーションし、通販で売るお店が増えてくるでしょう。
マーケットイベントを増やすべき
日本は少子高齢化で人口が減少し続けているので、多くの業界は売上が下がり続けます。
じゃあ全て通販にすれば良いかというと、そうでもありません。
通販だと「信用しづらい」「実際に手に取れない」などの問題があります。
この問題を解決するためには、クリエイターズマーケットのような、たくさんの人が集まるイベントに参加することです。
商品価値を知ってもらえれば、お客さんが友達に話したり、SNSやYouTubeで紹介し、どんどん話題になるでしょう。
おわりに
平成は『Amazon』『楽天』といった通販サイトがたくさん立ち上がりましたが、今でもお店に行く人は多いです。
2019年のパンデミックによって、世界的にオンライン化が進みました。
今後はSNSやYouTubeでプロモーションし、通販するお店も増えるでしょう。
アイキャッチ画像: クリエイターズマーケット公式パンフレット
コメント