2019年10月に消費税が8%から10%(飲食料品と新聞は8%)に上がりました。
消費税が変化すると、レジやクレジットカード、電子マネーなどのプログラムを修正しなければなりません。
それでは、Pythonで売値の計算をしてみましょう。
売値の計算(消費税8%)
以下のプログラムを書きましょう。

『tanka』商品の単価
『zei』消費税
『urine』商品の単価に、消費税を掛け算
『print(urine),’円’』売値の数字の後に【円】を加えて出力
コマンドプロンプトに『python 《パス》』を入力して、結果が以下となるか確認してみましょう。

『1080.0 円』と表示されれば正解です。
小数点の切り捨て
レシートを出すことを考えると、先ほどの『1080.0 円』では小数点以下を消したいと感じます。
それでは、print関数の中を『urine』を『round(urine)』に書き直しましょう。

以下のように、小数点を切り捨てた『1080 円』と表示されたでしょうか?

【問題】消費税10%にしてみよう!
消費税8%の売値を出力するプログラムの作り方はわかりました。
それでは、消費税10%ではどのようなプログラムになるか考えてみましょう!
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以下の結果になったでしょうか?

『zei』の値を 1.10 に変更するだけでした。
まとめ
売値のプログラムについて理解できたでしょうか?
変数を使えば、誰でも修正箇所が一目でわかります。
簡単なプログラムでも引き継ぎが楽になるように、変数名はわかりやすい名称にしておきましょう!
アイキャッチ画像:kropekk_plによるPixabayからの画像
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