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Pythonの基礎 ~ 売値の計算 ~

【提供】kropekk_plによるPixabay コーチング
【提供】kropekk_plによるPixabay

2019年10月に消費税が8%から10%(飲食料品と新聞は8%)に上がりました。

消費税が変化すると、レジやクレジットカード、電子マネーなどのプログラムを修正しなければなりません。

それでは、Pythonで売値の計算をしてみましょう。

売値の計算(消費税8%)

以下のプログラムを書いてみましょう。

売値の計算プログラム 消費税8%

tanka:商品の単価
zei:消費税
urine:商品の単価に、消費税を掛け算
print(urine),’円’:売値の数字の後に【円】を加えて出力


そして、コマンドプロンプトに『python 《パス》』を入力して、結果が以下となるか確認してください。

結果1

『1080.0 円』と表示されれば正解です。

小数点の切り捨て

レシートを出すことを考えると、先ほどの『1080.0 円』では小数点以下を消したいと感じます。

それでは、print関数の中を『urine』『round(urine)』に書き直しましょう。

小数点の切り捨て

以下のように、小数点を切り捨てた『1080 円』と表示されたでしょうか?

結果2

【問題】消費税10%にしてみよう!

消費税8%の売値を出力するプログラムの作り方はわかりました。

それでは、消費税10%ではどのようなプログラムになるか考えてみましょう!

・・・・・

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以下の結果になったでしょうか?

『zei』の値を 1.10 に変更するだけでした。

▼Pythonの基礎③ ~ 異なる消費税の計算 ~

Pythonの基礎 ~ 異なる消費税の計算 ~ | すぎの塾
現在の飲料品と新聞の消費税は【8%】で、それ以外は【10%】です。 それでは、Pythonでどのように記述すれば、自動で...

おわりに

売値のプログラムについて理解できたでしょうか?

変数を使えば、誰でも修正箇所が一目でわかります。

簡単なプログラムでも引き継ぎが楽になるように、変数名はわかりやすい名称にしておきましょう!

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