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スマホの選び方|容量は最小でいい

スマホの容量は最小でいい(画像:rawpixelによるPixabay) テクノロジー
スマホの容量は最小でいい(画像:rawpixelによるPixabay)

2021年発売のiPhone13シリーズでは、容量が最大1TBです。

容量が大きいほど値段は高くなります。

僕は「仕事道具は最新のものを使う」と決めていて、理由は使い過ぎによる故障でお客さんと連絡が取れなくなるのが嫌なことと、操作のレスポンスが向上するとストレスが減るからです。

なので毎年iPhoneを買い替えています。

前に持っていたiPhone12ProMaxは容量が最大の512GBでしたが、今回のiPhone13から最小の128GBにしました。

それは写真も動画もたくさん保存しているのに、50GBも使ってないからです。

例えると20畳の部屋を借りたのに、2畳しか使ってなかった感じです。

その代わりオンラインストレージに、写真や動画などのたくさんのデータを保管しています。

オンラインストレージとは?

オンラインストレージ

データを外部のパソコンに保存するシステム

オンラインストレージはパソコン/スマホ/タブレットのデータを、GoogleやAppleなどの会社のパソコン(サーバー)に保存するシステムです。

オンラインストレージについて詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

このオンラインストレージを利用すれば、Macやスマホが128GBでも全然余裕です。

データを全てオンラインストレージに保管しておけば、スマホなどの本体容量を使わなくていいからです。

例えるとドラえもんに出てくる『どこでもドア』が家の中にあって、広い別荘と繋がっている状態です。

生活に必要最低限のお風呂やトイレは部屋(パソコン/スマホ)に置き、家具や服などの場所を取るモノ(写真や動画)は全て別荘(オンラインストレージ)に置きます。

メリット①|パソコン/スマホ/タブレットが安く買える

安く買える理由

容量が小さいと値段が安い

例えばiPhone13ProMaxだと、128GBが134,800円で、1TBが194,800円です。

容量以外のスペックは全く同じなのに、6万円もの価格差があります。

これは部屋の家賃と同じで1TBを使うなら良いんですが、100GBも使わない人にとっては6万円を捨てているのと同じです。

一方オンラインストレージでは、Dropboxだと年間12,000円で5TB、iCloudだと年間15,600円で2TBが使えます。

つまり1TB使う人でもオンラインストレージを利用すれば、支出を5万円近く下げることができます。

メリット②|データを共有できる

全てのデータを1ヵ所で管理できる

パソコン/スマホ/タブレットなど、全ての端末からオンラインストレージアクセスできる

僕がオンラインストレージを利用している一番の理由がデータ共有です。

昔はスマホで撮影した写真をパソコンに送ったり、お客さんに見せる資料をパソコンで作ってタブレットに送ったりする作業がとてもめんどくさかったです。

この作業時間を短縮してくれたのが、オンラインストレージです。

全ての端末からオンラインストレージに写真やファイルを保存すれば、端末毎にデータを管理したり、データを送る作業がいりません。

データ管理の効率化として、オンラインストレージは必要不可欠な存在になりました。

メリット③|故障でデータを失わない

故障しても大丈夫

オンラインストレージはAppleなどの大手企業が管理している

オンラインストレージを使うと、パソコンやスマホの故障でデータを失うことがありません

アカウントID&パスワードをノートにしっかりメモしておけば、今持っている全てのパソコン/スマホ/タブレットが壊れてもデータは無事です。

僕は昔にパソコンにデジカメの写真を保存していましたが、パソコンのHDDが壊れて思い出の写真を全て失いました。

例えると、家が全焼して大切なアルバムが燃えてしまった感じですね。

でもオンラインストレージはAppleやGoogleなどの大手企業が常にメンテナンスをしていて、私たちの大事なデータをいくつかのサーバーにバックアップしています。

海外の大手企業は自社の情報が流出しないようにセキュリティも強固なので、安全面もばっちりです。

おわりに

オンラインストレージが普及していない10年前は、外付けHDDを買ってパソコンのデータを定期的に移動していました。

やることは単調なんですが、時間が奪われるストレスがありました。

でも最近は安いオンラインストレージが増えて、データ管理がすごく便利になっています。

僕は主にOneDriveとiCloudを使っています。

OneDriveは『マイクロソフト』が管理しているオンラインストレージで、Microsoft365(WordやExcelなど)を使っていて1TBまで無料で利用できます。

YouTubeの動画/プレゼン資料などはOneDrive、スマホはiPhoneなので写真はiCloudで管理していて、それらのデータはどこからでもアクセスできます。

ハッキングの恐れはありますが、リスクが高いのはデパートのWi-Fiなど不特定多数の人達が利用するWi-Fiで、家庭&社内のWi-Fiまたは電話回線を使えばリスクをかなり抑えられます。

オンラインストレージを使えばパソコン/スマホ/タブレットの支出を大きく下げられるし、データを失うリスクもかなり下がります。(ID/パスワードの管理は必須)

オンラインストレージを活用して、大切なお金やデータを守りましょう。

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