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学生と社会人の大きな違い ビジネス教育
学生と社会人の大きな違い

学生に求められているのは『記憶力』で、社会人に求められるのは自分で問題解決する『思考力』です。

AIやビッグデータの活用で社会が急速に変化しているので、経団連は「学校教育や教員も変わるべき」と発表しました。

Twitterでは批判の声が大きかったように感じますが、時代に合った教育改革については僕も賛成です。

というか、5年前に会社の教育担当をしていた時からそう思ってました。

新卒の社員教育担当をしていた時

僕が会社で働いていたときに学歴の高い人もいたのですが、失敗しても言い訳や隠そうとしたり、変な指示に疑問をもたない新卒が多かったです。

「なぜ学歴の高いのに正しく報連相ができないんだろう?」と思って考えてみたところ、学生と社会人に求められるものが異なることに気づきました。

学校では答えのある問題を解く力、つまり記憶力が成績に表れます。

だけど社会人は自分で問題を考えてトライ&エラーする力、つまり思考力が会社の評価に表れます。

企業と学校では統括する国の省庁が異なる

Twitterの反論で書かれている「文句を言うなら金を出せ!」もよくわかります。

会社の統括は経済産業省、学校の統括は文部科学省です。

経済産業省は「時代に合った働き方を!」と考えていますが、文部科学省は今までの教育を否定するような変化をしたくないといった教育改革に反対しているそうです。

僕はいじめや差別で悩む人を減らすためには、テストの点数で人を評価するんじゃなくて、個性(ダイバーシティ)教育にしないといけないんじゃないかな?と思っています。

学校は「言うことを聞きなさい」で指示待ち人間を育てている

僕が社会人になったときは指示待ち人間で、先輩からめちゃくちゃ怒られました。

「お前、金貰ってるんだから考えて動けや!」と…

学校や親から「言われたことをやりなさい!」と20年以上教えられて育ったので、自分で考えて動くということができなかったんですね。

なので僕は会社で苦しむ人たちの気持ちがよくわかります。

学校は社会人になるための教育の場であるはずなのに、なぜか『自分で考えて動く』じゃなく『指示通りに動く』を教えているんです。

そこで僕は子供たちが社会人になって困らないように、『自分で考えて責任をもって動くこと』を鍛えています。

僕の塾生には中学生が2人いて、目標やスケジュール管理を徹底しています。

誰かを傷つけることや、嘘をついたときは塾の参加を拒否することもします。

金儲けしたい塾なら、絶対にこんなことはしません。

僕は子供たちの将来を重視しているので、金儲けではなく、尊敬される教育を重視しています。

指示待ち人間は責任感がない

職場で嘘をつく大きな理由は責任感がないからです。

50代~60代の人でも、この責任感のない人がいます。

この責任感のない人達のせいで、会社/協力会社/取引先/お客さんなどの多くの人に、迷惑をかけています。

酷いと会社の信用を失ったり、人件費の赤字の原因にもなります。

嘘をつかずに素直に謝って改善すれば信用は下がらず、他の人に迷惑をかけることもありません。

こういう人は作業する人だけじゃなく、部長や役員クラスでも結構います。

そのような会社はサビ残が当たり前だったり、パワハラで心が壊れる社員が多いのでブラック企業と呼ばれます。

なぜ責任感がなくても働き続けられるのか?

じゃあなぜこういう人達がたくさん給料をもらっているかというと、理由は忖度です。

例えば「あいつ飲み会にいつも来るから」といった仕事とは関係のない仲良し関係で、会社で働き続けることができます。

もちろん実力で役職になっている方もいますが、給料が少ない会社の社長や役員は嘘ばかりだったり、責任感のない人が多かったです。

サビ残があったり給料の安い会社はどれだけ頑張っても、社長が変わらない限り高給取りにはなれません。

それは社員の給料を決めているのがマネジメント能力の低い社長だからです。

「給料がもっとほしい!」「サビ残は嫌だ!」と思う人には、転職活動をオススメします。

僕もサラリーマン時代には、いくつかの転職エージェントにお世話になりました。

終身雇用と年功序列は崩壊している

2019年から40代以上の早期退職が急速に増えています。

もう終身雇用や年功序列が崩壊している状況です。

今後5G(ミリ波)の基地局が増えれば、Amazon無人コンビニのようにさまざまな仕事がAIロボットに置き換わるでしょう。

なので経団連は「みんなテクノロジーを勉強して、自分で売れる商品開発をしてくれ!」と慌てているのだと思います。

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