順応と適応の違い
順応と適応は「ある条件、状況に合わせる」の共通の意味を持ちます。
それでは違いは何か?
順応は意識せずに勝手に変わることです。
例えば、歩く時に「えっと、まずは右足を上げるために体を左方向に20°捻って…」など考えていないですよね。
これは脳が歩くことに順応しているため、歩くために体の筋肉が自然と動いています。
順応力のメリット
順応力が高いと次のメリットがあります。
順応力が高いとテレワークや異動や転職などで働く環境が変化しても、ストレスなく自然と馴染めるようになります。
また、自然災害やトラブルに巻き込まれてもパニックにならず、冷静に適切な判断ができます。
順応できない人は多い
教養の本として有名な《FACT FULNESS》に書かれていますが、人は変化を拒む生き物です。
「転職したくない」とか「転勤したくない」とか、変化を嫌う方は多いですよね?
それは普通の考えで、人の持つ生存本能が変化を拒んでいます。
なので今の仕事や生活が嫌でも変化を拒む考えが勝ってしまい、嫌なことでも耐える道を選ぶ人が世界で多数います。
コロナウイルスの影響によって世界中でテレワークが進むなか、日本ではハンコを押すために出社したり、会議アプリが使えずにオンライン会議に参加しないおじさんのニュースが話題になっています。
コロナウイルスによって日本人は世界と比べて、特に順応力が低いことが世界中に知り渡りました。
順応力を鍛える方法
予想外の事態にもパニックにならず、臨機応変に生活できる順応力の鍛え方についてご紹介します。
①テクノロジーを学ぶ
イラストの入ったわかりやすいもので良いので、本屋で『AI』や『5G』についての本を買って最低3回は読みましょう。
②世界のニュースを見る
海外では5Gを利用した無人のコンビニができたり、自動車の自動運転のテストが増えています。
日本も今年からdocomoやソフトバンクが5Gの拡大を進めており、近い将来は海外と同じように仕事の無人化が進むでしょう。
世界のニュースを知ることで、日本にも同じ事が起きる事を予測し、臨機応変に動けるようになります。
③自己分析をする
自分を分析し、自分をよく知っておくことが大切です。
自分をよく知らないと幸せにはなれません。
なぜなら自分の幸せがわからないから。
好きなことがわかっていれば、仕事や生活が変化しても好きなことを活かせます。
自分を理解しておらずに嫌な仕事や生活を続け、ストレスでうつ病や癌になって、辛い一生になる人もいます。
順応力が高ければ嫌なことをバサッと切り捨て、ストレスを溜めず、楽しい一生を過ごせるようになります。
おわりに
順応力が必要な理由と鍛え方についてご理解いただけたでしょうか?
本能的に変化を拒むので、すぐに順応力は高くなりません。
僕も順応力を身につけるためには1年〜2年ほどかかりました。
営業時代に社長から「3ヶ月以内に結果を出さなければクビ」という状況に追い込まれたので、毎日死ぬ気でテクノロジーの勉強やニュースを読みまくりました。
そのおかげで順応力が身につき、コロナウイルスで世界がパニックになっても時代の変化と捉えて、塾をオフラインからオンラインにすぐに順応しました。
おそらくコロナがある程度落ち着いても、今までの方法が通用しない社会になるでしょう。
日本が良くなっても他の国では自粛が続き、海外からのお客さんが以前のように増えないかもしれません。
もしかしたら日本人はなぜかコロナウイルスの耐性が高く、外国人はコロナウイルスの耐性が低く、外国人が日本に来ない世界になる可能性もあります。
あらゆる状態に順応できる人は、楽しく幸せな一生を過ごせます。
僕は学歴が低く、社会不適合者で自殺を何度も考えた人ました。
でも、そんな僕が順応力を高めることができたので誰でも鍛えることができます😊
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