僕は学生のときに記憶力が悪く、平均50点以下のアホ学生でした。
高校生の頃に独学でHTML、大学生の頃にプログラミングを専攻して学びました。
社会に出てから従業員の労働時間を集計するソフトや営業管理ソフト、生産ラインの検査ソフトを開発して経費削減に活躍できました。
プログラミングは学校教育で鍛える『記憶力』じゃなく、『検索力』が大切です。
記憶力の悪い僕が社会人になってから活躍できたのは検索力のおかげです。
プログラミングで記憶力はほぼ必要ない
エンジニア/プログラマーには記憶力はほとんど必要ありません。
なぜならネットで調べるからです。
例えば会員ページを作るときは、世界中にサンプルを紹介している人がいるので、工数削減のためにサンプルコードを参考にします。
つまりプログラマーやエンジニアに必要な能力は、記憶力よりも素早く調べる検索力です。
稼ぐために必要なロジカルシンキング&クリティカルシンキング
学生の頃は国語/算数/理科/社会¥英語を中心に勉強します。
学校の勉強で鍛えられるのは記憶力です。
体育や音楽などは大人になってから稼ぐ力になりますが、学校では5教科より評価されません。
だけど現代のネット社会では、ネットが無かった昔より重要ではありません。
ネット社会では柔軟にものごとが考えられる、ロジカルシンキング&クリティカルシンキングが大切です。
日本の教育は約80年前のもの
学校では「優秀な人=記憶力の良い人」として扱われます。
逆に論理的に考える子供は煙たがられます。
論理的な人とは「小学校から好きな科目を選ぶ選択式にしないのはなぜ?」など、今のやり方について考える人です。
でも働くためには入試や入社の試験があるので、これは学校の問題だけじゃなく、日本社会の問題です。
そして学校教育の合わない人は発達障害(ADHDやアスペルガー症候群など)として診断され、普通じゃない人として辛い思いをしている人がたくさんいます。
記憶力はAIロボットの方が正確
AIロボットが無い今までは、上司の指示通りに人が動けば稼げる時代でした。
だけどこれからは5Gによって、世界規模でAIロボットが働く時代になります。
AIロボットは人間より記憶力が正確で、24時間働き続けることができます。
初期投資にお金はかかりますが、人間のように給料&税金&保険を毎月支払う必要がありません。
つまり人件費を削減できる分、品質の高い商品を低価格で販売することができます。
例えばアメリカでは、完全無人コンビニの《Amazon Go》があります。
日本でもユニクロやスーパーで、無人のセルフレジが増えています。
また大手コンビニのセブンイレブンやファミリーマートでは、午前0時~6時は自販機のみの実証実験を行っています。
このように海外だけじゃなく、日本の大手企業も人件費削減のためにどんどん無人化を進めています。
優秀な人は検索力が高い
年収1,000万円以上の優秀な人は、世の中の情報に対して敏感です。
テレビや雑誌の情報は人聞きに書いたものなので、間違っていることがよくあります。
それではどのように検索しているか?
正確な情報を知る方法
正確な情報を知るためには、ネットニュースを複数比較することです。
ネットは時間があるときに、たくさんの情報を集められます。
テレビだと同じ内容について、30分~1時間説明していることが多いです。
しかも専門家やジャーナリストが、間違えた情報を話す可能性もあります。
複数のニュースを見ることによって、間違った情報を鵜呑みするリスクが減ります。
例えばYahoo!ニュースとGoogleニュースを比較して内容が一致しなければ、他のニュースと見比べてどちらが正しいか?を判断できます。
ネットニュースは短時間で多くのニュースを知ることができ、情報の精度を上げられます。
記憶力だけでは貧乏になる
海外の先進国ではAI/5Gを利用し、さまざまな仕事が効率化されています。
仕事のトラブルは、記憶力によるものが多いです。
「私は言った」「私は言ってない」と証拠のない言い合いをしたり、指示が正しく伝わらずに部下が全然違う作業をしていることがあります。
この記憶力のトラブルが多い会社ほど、無駄な作業やサビ残が多いです。
なので今より高い給料の仕事をするためには、記憶力じゃなくて、正しい情報を調べる検索力が必要です。
30年前のシンガポールやタイは日本より豊かではありませんでした。
しかし今では、ネットやAIを利用して経済発展しています。
検索力の鍛え方
検索力を鍛えるためには、すぐにスマホで調べることです。
エンジニア/プログラマーは、エラーが出たらすぐにネットで調べます。
またバージョンアップや規約など、常に最新の情報を知る必要があります。
そのため優秀なエンジニア/プログラマーは検索力が高いです。
子供の教育に大きな差が生まれる
僕は親御さんと話すことがありますが、よくこんな話をされます。
「プログラミング教育をしたいけどインターネットは使わせたくない」
理由は「アダルト画像を見せたくない」という話がほとんどです。
学生が間違って子作りするのがダメなら、性教育で避妊の大切さを教えるべきです。
子供のいる親なら、避妊の方法は教えられるはずです。
それより検索力を鍛えない方がかなりデメリットがあります。
例えば小学1年からネットを利用している子なら、中学卒業の頃には9年間も検索力を鍛えています。
だけどネットを使ったことがない子供は、検索力がありません。
検索力は営業/プロモーション/データ分析など、今後のAI社会で高年収になる能力です。
ネットが使えるだけで子供の生涯賃金が大きく変わるなら、使わせた方が良いと思いませんか?
ネットは危険じゃない
ウイルスやハッキングは、正しい対策を知っていれば対処できます。
例えば「警察や銀行のなりすまし」や「お金が貰えます」などの振込詐欺メール。
他にも個人情報の入力を促すメールがありますが、これらは全て無視して大丈夫です。
大事なことはメールでやりとりしません。
不安なら警察や銀行に電話し、確認しましょう。
ネットでよくある詐欺被害は、アダルトサイトの閲覧です。
規約を読まずに個人情報を入力し、何十万もぼったくられる人がいます。
僕は中学生の頃からネットを使っていますが、一度も詐欺被害にあったことはありません。
今でも銀行やクレジットカードを全て、パソコン/スマホに連動してフル活用しています。
「ネットは怖いもの」じゃなくて、デジタルリテラシーが無い(デジタルを学ばない)だけです。
詐欺はネットだけじゃなく、電話や手紙やセミナーなど、現実世界にもたくさんいます。
大人も子供と一緒に勉強するべき
勉強しない親の子供は勉強しません。
子供に勉強してほしいなら、親が勉強して尊敬される見本になることです。
勉強できない親が、子供に「勉強しろ!」っていうのは変な話です。
会社で何もしない上司から「もっと動け!」と言われたら、「お前も働けよ」って感じますよね。
だけど頑張っている上司や、部下を心配してくれる上司だと「私も頑張ろう!」となります。
上司も親も、同じリーダー(教育者)です。
勉強する子供を育てたいなら、まずは親が見本になることです。
僕の知っている頭の良い人は、親が読書好きだったり高収入の仕事をしています。
子供が勉強できないのは、学校だけの責任じゃなくて親の責任です。
学校では入試や入社試験のために必要な勉強をしますが、親になるための教育を受けません。
なので子育ての考えが合わずに喧嘩するお父さん&お母さんがいます。
子供は親を見て育つので、喧嘩したり感情的に躾けていると、子供も怒りっぽい人間に育ちます。
良いリーダー(親)になるために、こちらの本をオススメします。
おわりに
僕は小学生のとき、父親のパソコン(Windows95)でゴルフやレースゲームを遊んでいました。
中学生のとき、約20万円のパソコンを父親に買ってもらってゲームで遊んだり、2チャンネルを見てました。
その時はパソコン知識が無かったのでウイルスで怖い経験をしましたが、おかげでネットワークセキュリティの知識を鍛えることができました。
中学3年のときに「ホームページを作りたい!」と思って、インターネットでHTMLコードを1つずつ調べ、オリジナルのホームページを作りました。
勉強のできない僕が、社会人で業務効率化やデータ分析で貢献できたのは、学生の頃に検索力を鍛えていたからです。
情報は日々変わります。
セミの寿命は羽化してから1週間じゃなく、2週間~1ヶ月以上生きるそうです。
岡山県の高校生がセミの研究をしてわかりました。
過去の記憶は、永遠と100%正しいわけではありません。
年収を増やすために検索力を鍛えましょう!
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