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営業には「新規開拓」「ルート営業」など、様々な営業があります。
営業に必要な知識・ニュースを知りましょう。

社会貢献

世界で、企業価値の高い会社はどのような企業でしょうか?
そこで2021年3月時点の世界時価総額ランキングを調べると、

1位:Apple
2位:サウジアラムコ
3位:マイクロソフト
4位:Amazon
5位:Google(アルファベット)

トップ5は上記の企業となります。
時価総額は『株価×発行済株式数』なので、企業の使えるお金としてご理解下さい。

ただし上場している株式は、誰でも売り買いができるものなので変動します。
「稼ぐために会社を立ち上げたからでしょ?」と考える人もいると思いますが、『稼ぎたい人』は利益ばかり考え、競合が出てくると、価格競争に巻き込まれて疲弊します。

稼ぐために会社を大きくするほど、設備費用・人件費・光熱費などの経費が増えます。
売上を伸ばすために人を増やせば、その分、役員報酬・税金・年金・保険など、社員1人あたりの固定費が増えます。

会社が大きくなるほど、部長や課長などマネージャーが必要になるため、作業者はマネージャーに必要な経費も稼がなくてはいけません。

それでは、なぜデジタルサービスを扱っている企業が世界時価でトップに立っているのか?
現代社会において、世界で必要とされているからです。

ちなみに世界時価総額ランキング50位以内に入っている日本企業はトヨタだけです。
日本に住んでいれば「トヨタはナンバー1!」と考える人は多いと思いますが、2021年3月のランキングでは『41位』です。

トヨタは確かに日本でナンバー1ですが、世界で見ると中国のテンセントが6位、韓国のサムスン電子が12位とトップ30位以内にアジア圏の中国や韓国の企業も入っているのに、日本一のトヨタは入っていないことがわかります。

ちなみにトップ50位の割合は以下となります。
  日本:1社
  アメリカ:32社
  中国:6社

 (他の国は省略しています)

30年前は日本がトップだった

先ほど、世界時価総額ランキングトップ50位には、日本はトヨタだけとご説明しました。
それでは、今の50代の方々が入社した30年前、つまりバブル期1889年はどうだったか?

1位:NTT
2位:日本興業銀行
3位:住友銀行
4位:富士銀行
5位:第一勧業銀行
(省略)
11位:トヨタ

参考資料:togetter様

平成元年と平成30年の「世界時価総額ランキング」を比較すると、バブル期の日本が相当ヤバかったし世界の変動も見て取れる
なるほど…。

トップ50位に、日本はなんと32社もランクインしていました。
半数以上が日本企業でした
バブル期の日本企業が、いかに世界で注目されていたかわかりますよね。

しかし、今ではトヨタ1社のみです。
30年前は日本の経営がしっかりしていて、日本は世界一の社会貢献をしていました。

何度も書きますが、現在はトップ50位にトヨタしかありません。

トップ50位を50点満点で例えると、国・経営者・マネージャーの質が、30年間で『32点⇒1点』になったということです。

日本人はなぜ稼げなくなったか

大きくまとめてしまうと「『日本社会』が時代に合わせようとしないから」だと考えています。

日本社会とは何か?
『国』『教育』『文化』です。

『国』とは、国会議員や地方議員や公務員など、いわゆる国民のために働いている仕事です。

『教育』とは、学校で学ぶ義務教育だけでなく、ロジカルかつ俯瞰的に物事を考えるための分析、創造力など、大人に必要な教育です。

『文化』とは、「高学歴は高収入」「年功序列」「終身雇用」などの一般的な考え方です。

何が言いたいかというと、日本は30年前から同じ事を繰り返しているだけです

50代以上の方々は、30年前が絶好調だったから、守り続ければ大丈夫という考え方が染みついています。
それを守り続けた結果、アメリカ、中国などのチャレンジ精神のある企業が、日本企業より発展しました。

トヨタやホンダなどの自動車会社が重い腰を上げて、IT化に取り組んでいますが、その間に他国では新しい技術の発展が進みます。

しかし、昔から続いている日本企業の多くは、いまだにプライドで変化を否定し、今までの仕事を守り続ける経営者と社員が多いです。

つまり『時代に合わない商品・サービス』=『社会貢献できていない』=『稼げない』
上記の式から、『稼ぎたい』と思うなら『時代に合った社会貢献』を考えないといけません。

時代に合った社会貢献を考える

時代に合った社会貢献をするためには、まずは『世界を俯瞰的に見ること』です。
GDPでは日本は3位ですが、アメリカや中国だけでなく、シンガポールやフィンランドもIT化が飛躍的に進んでいます。

ちなみに、日本の自動車メーカーが動き出した『MaaS』発祥地はフィンランドです。

日本のニュースだけだと「トヨタすげー!」と感じますが、他国の実績を見て動いているから「世界からは遅れてるんだよ」と。

インターネット・スマホが発達したおかげで、「いつでも」「どこでも」インターネットで世界の状況を知ることができますが、日本の状況しか把握できていない人が多いです。

僕は世界の状況から、このままサラリーマンを続けると、10年後20年後は仕事がなくなると考えて、未来の社会貢献のために独立しました。

会社の指示通り動き、不景気になっても愛社精神でサービス残業するアットホームな働き方で、文句を言いながら働く人にたくさん会いました。

文句を言いながら働いている人は『教育』『文化』を変化しないという、30年前のバブル期の遺産にしがみ付いているからです。

嘘をつかない

僕の営業は『嘘をつかず信頼を得る』
これだけです。

初めて出会ったお客さんには無理ですが、1年あれば信頼関係は築けます。
『信頼を得る』ためには、過去の商品と比較、世の中の動きを分析したりして、『売れる商品』『売れない商品』を正確に伝えることです。

結果、400円の商品を8万個導入する予定だったお客さんが、1時間の商談で、27万個導入いただきました。

営業って上司から「話を盛っても多く売ってこい!」と指示されますが、今の時代、発売後のSNS等の情報で、売れる商品か売れない商品か誰でもすぐにわかります。

売れていない商品を「好調に売れてますよ!」と言っても信用してもらえません。
基本的に『話を盛って売れる』のは、『情報が乏しかった昔』『初回』『情報収集しないお客さん』です。

営業は、

①『上司の指示通り動いて、お客さんに嫌われる営業』
②『上司に嫌われて、お客さんに真実を伝える営業』

の2つのタイプが多いです。
経験上、日本企業では①の方が昇級しやすいイメージです。

僕も最初は上司の言葉を信じて、テレアポや飛び込みをしていましたが、自分が営業される側になると「自分の事しか考えてないな、絶対付き合いたくない」と感じました。

営業が上手くいかない場合は、交流会や勉強会に参加して「ここのパスタ美味しいですよね。美味しいパスタ屋を知ってるので今度行きませんか?」と話しかけて、話が続けば名刺交換せずにFacebookやLINEを交換して、飲み仲間を増やしましょう。
話したくなさそうだったら、お礼を伝えて話の合う人を探します。

売り込みでお客さんができたとしても、裏切られたり無理な値段交渉をされたりと長続きしないし、辛い事が多いです。
それより、気の合うお客さんを探した方がWINWINWIN(お客さん、エンドユーザー、自分)の関係になります。

営業で悩んでいる人は『嘘をつかず、信頼を得る』営業をしてみてください。

営業に関わる有名なニュース

  • 2019年7月10日:かんぽ生命の『無保険』『二重契約』の集団詐欺事件

おわりに

僕は営業という仕事は、正しい商品・サービスの情報を提供し、 必要と感じた人から対価をいただく仕事だと考えています。
しかし、世の中には、自信が付くと売上を伸ばすためにお客さんに嘘をつくなど、悪い営業になる人もいます。

悪い営業を減らすには、経営者・マネージャーがしっかり管理できる人でなければいけません。
つまり、残念ですが日本には悪い経営者・マネージャーが多いという認識になります。

消費者の方は、悪い営業に騙されないよう、商品・サービスを購入する前にインターネットでよく調べて検討しましょう。

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