33歳にして「世界的な画家になりたい!」と思い、2019年9月からイラストの勉強を始めました。
イラストを描くにあたり、最初に参考した本が《イラスト解体新書》(著:ダテナオトさん、弐藤潔さん)です。
2019年9月にイラストの勉強をスタート
20年振りに描いたイラストがこれです。
子供の落書きみたいです。
久しぶりに絵を描いてみたら、線が綺麗に書けませんでした。
イラストの勉強も知識が必要
最初はアニメやゲームのキャラクターの模写ばかりしていました。
だけどポケモンソード&シールドの発売前日(2019年11月14日)に、オリジナルイラストを描こうと思って、CLIP STUDIOの3Dデッサン人形を利用して描いたところ違和感がありました。
「あれ……なんか変だな?」と。
何度も描き直したのですが、気持ち悪さが取れませんでした。
この時に「何がおかしいのかわからない」となって、イラストを勉強するために本を買おうと決意しました。
オリジナルイラストを描くには『デッサン』『知識』も必要
本書を読んだところ、『模写』だけでなく『体の構造などの知識』や『デッサン』を訓練することで、オリジナルイラストの質が上がるというものでした。
そこで、写真を見ながらデッサンしてみたところ……
1日3~4時間描いて、3日間かけてこの1枚でした。
最後にデッサンをしたのは中学生のときでしたが、今描いても酷いし、めっちゃ時間がかかりました(;´Д`)
オリジナルイラストを描くためにはデッサンを訓練をすることと書かれていたので、ここからは模写は一旦やめて、1日1分でもいいのでデッサンするよう努力しました。
デッサンを始めて3週間後
3週間目で4作品目となりますが、合計5~6時間ほどで1回目よりクオリティが上がった気がしました。
『アタリ』が大切
『イラスト解体新書』を読む前は、【アタリ】という言葉を知りませんでした(;’∀’)
デッサンを始めてからアタリというものが凄く重要だと気付きました。
「アタリを描けない人は、そりゃオリジナルのポーズを描けないよね」と。
最初にアタリで構図を決めておかないと、終盤で「こっち直したらあっちも直して……あぁー!!」と大変なことになります。
デッサンを始めて3回目まではアタリをあまり重要に考えていなかったため、仕上がってから「描き直すなら全部描き直すレベルだ……」となりました。
デッサン4回目からは、アタリで全体図をなるべく正確に把握するようにしたところ、今までより納得する仕上がりになりました。
イラストも、勉強も、プログラミングも学び方は同じ
何事も『時間』『反省&改善』『諦めずに続けること』だけです。
イラストを描いたのは中学3年生の時以来で、「才能が無いから無理」とずっと考えていて、イラストを描くことから逃げていました。
だけど2019年7月にクリエイター向けの塾を起業して、「イラストを教えられるようにもなりたい」と思って、33歳になってイラストの勉強をしようと思いました。
イラストの練習を3ヵ月続けてわかったのは「上手くいかなくても毎日続けて、反省&改善を繰り返せば、少しずつ成長する」ということです。
勉強やダイエットも同じで、途中で辛くなって、スランプ状態になって諦めてしまう人は多いです。
僕も昔は同じでした。
でも毎日少しずつ努力すれば、確実に目標地点に近づきます。
目標をもって諦めなければ、好きなことで楽しく生きていけるようになります。
おわりに
今回ご紹介した《イラスト解体新書》にはたくさんのイラストがあって、本当にわかりやすかったです。
僕が本を読んで皆さんに伝えたいことは「諦めずに、模写、デッサン、改善を繰り返すことに時間をかければ、少しずつ確実に成長する」ってことです。
あと僕がしている手法は『描いたものは全て晒す』ことです。
下手で恥ずかしいものでも、全てブログやSNSで開示することによって「他の人が見ているから、次は今回より上手く描こう」という気分になったり、温かい応援コメントをくれる人も増えてきます。
また絵を描くことをやめるのは、応援してくれる人を裏切る気持ちにもなるので、モチベーションの維持にもなります。
「毎日描かなきゃ…」と考えてしまうとプレッシャーで壊れてしまうので、最初は1週間に1回ぐらいのペースで1作品を仕上げるぐらいの考えで大丈夫です。
この本は、悩んだときにいつも読み直しています。
何歳からでもイラストは上手くなれます。
「絵を描きたいけど…」と悩んでいる人は、ぜひ《イラスト解体新書》を読んでみてください。
私が他にオススメする本は厳選|すぎの先生のオススメ本にまとめてあります。
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