僕がいつも仕事で教科書にしている《会社四季報 業界地図》(東洋経済新報社)のご紹介です。
四季報はたくさんの種類が出版されていますが、僕は業界地図を毎年購読しています。
1300円で経済がわかる
この本では、世界の会社や47都道府県毎の売上トップ3の会社、年収ランキングなどがグラフやリストになっていて、社長や営業だけじゃなくても、転職/副業/投資などでもとても有効活用できる本です。
2021年版の内容は270ページあるのに、価格はなんと1,300円(税抜)!
この情報量でこの値段はすごく費用対効果が高いです。
そして内容は、業界毎に会社の関係が相関図になっていて、視覚的にわかりやすくなっています。
仕事のできる人は読んでいる
僕が東京で営業していたとき、売上が伸び続けている大手企業の社長は、四季報を読んでいる人ばかりでした。
逆に愛知県で知り合った多くの社長達は、四季報を読んでいませんでした。
優秀な社長は、常に最新の情報を得るために勉強しています。
そして四季報を読まない社長たちは、「どうしたら社員が辞めないようにできるか?」「売上が伸びない」と少し考えたらわかることを悩んでいて、勉強しない社長の会社は成長性がないことがわかりました。
こういう社長たちに四季報に書かれていたことを話しても、彼らは30年以上前の成功体験が今でも正解だと思い込んでいて、四季報の新しい情報を否定します。
会社が成長するためには、常に世界の新しい情報を受け入れないといけません。
そのような社長の会社で働いているなら、転職活動することをオススメします。
四季報の今後期待できる業界は『5G』
今回の四季報でトップになっているのは、5Gでした。
他にも、5Gに関わるAI/ロボット/次世代自動車/テレワーク/オンライン教育といった、新しいデジタル社会に関わる業種が注目されています。
20年前にインターネットが普及して、ネット通販やネット予約が常識になりました。
10年前に4G&スマホが普及して、YouTubeを見たり、SNSが常識になりました。
このように10年毎に新しいテクノロジーが生まれ、世の中が求めるものは変化しています。
おわりに
四季報を読まずにテクノロジーを受け入れない社長の会社は、年収が増えづらく、リストラが増えるでしょう。
こちらの本を読んで、自分の働いている会社や業界について知っておきましょう。
社長や上司が「うちは大丈夫」と言ってたのに、数ヵ月後にたくさんリストラする会社もあります。
自分が将来困らないように、経済を学びましょう。
僕が他にオススメする本は厳選|すぎの先生のオススメ本にまとめてあります。
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