道をひらく(著:松下幸之助)|読書感想

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道をひらく

生活家電/カメラ/パソコンなどで有名なパナソニックの創立者、松下幸之助さんの書かれた本《道をひらく》について、読書感想をお話します。

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僕が新卒で入社した会社は、残業代無しで毎日朝7時~0時まで働き、土日は休日出勤の有無の連絡を待つ、家畜のような会社でした。

その時にこの本に出会い、一言一言が心に染みて「今までの自分は何だったんだろう」と思い、考え方がポジティブに一転しました。

目次

①「自分には自分に与えられた道がある。この道を休まず歩むことである。休まず歩む姿からは必ず新たな道がひらけてくる。」

自分には自分の与えられた道がある

できること/できないことは、人それぞれ

一番最初に書かれている内容で、おそらく松下幸之助さんが一番伝えたい言葉なのだと思います。

この本で書かれている「道」は「人生」を例えているもので、「人それぞれの人生があるから、自分の夢を求めて、休まずに頑張れば必ず新しい夢が現れる」ということを言っています。

世の中には、「なんでお前できねぇんだよ!」と言うブラック上司がいる会社もあります。

その人は自己中で、松下さんのように個性を認めようとしません。

そういう人と一緒にいても疲れるし時間の無駄なので、一日でも早く転職や部署異動して離れましょう。

②「志を立てよう。志を立てるのに、老いも若きもない。そして志あるところ、老いも若きも道は必ずひらけるのである。道がひらけぬというのは、何か事をなしたいというその思いに、いま一つ欠けるところがあった。志とは勇気である。実行力である。」

志を立てれば、人生が明るくなる

志(夢)のために行動し続ければ、必ず人生は良くなる

志とは、熱い夢です。

会社経営やユーチューバーなど、成功した人がよく言うことは、成功するためには、夢を持って頑張り続けるだけです。

「私にはできない」「時間がない」と諦めて動かない人は、人生は変わりません。

③「自分の持てるものを他に与えることによって、それにふさわしいものを他から受けるのである。これで世の中は成り立っている。だから、多く受けたいと思えば多く与えればよいのであって、十分に与えもしないで、多く受けたいと思うのが、虫のいい考えというもので、こんな人ばかりだと、世の中は繁栄しない。」

世の中は与えることで、等しい価値が得られる

お金も、心も、欲しいならそれ相当の価値を提供しないといけない

信頼を得るためには時間はかかりますが、Giveを続けていれば良いことが返ってきます。

ただ、自己中で貰うことしか考えないテイカーもいるので、喜びを与えて良い人を選ぶ観察眼が大切です。

観察眼は、たくさんの人に出会い、Giveし続けていれば自然と鍛えられます。

④「おたがいにまわりの人の長所と欠点を、素直な心でよく理解しておくということである。長所をできるかぎり発揮させてあげるように、またその短所をできるかぎり補ってあげるように、暖かい心で最善の心くばりをするということである。」

お互いに長所&短所を理解する

人間には一人ひとり個性があって、得意なこともあれば、苦手なこともある

人には個性があって、事務作業が得意な人がいれば、人と話すのが得意な人もいます。

だけど会社や学校では、自分に合わない仕事や勉強を指示され、怒られたりバカにされたりして、心が病んでしまう人がたくさんいます。

なので松下さんは“上司も部下も、先生も親も、お互いの長所&短所をよく理解して、協力し合いましょう”と言っています。

会社には「こんなの誰でもできる仕事だから」って言う人がいますが、それは嘘です。

「誰でもできる」という思い込みを捨てて、他人の長所&短所を理解する気持ちが大切です。

⑤「いい考えを持ち、真剣な努力を重ねても、なかなかにこれが世間に認められないときがある。めくらが千人いれば、目明きもまた千人いるのである。世間にたいしては、いつも謙虚さを忘れず、また希望を失わず、着実に力強く自分の道を歩むよう心掛けたいものである。」

良い人がいれば、悪い人もいる

夢のために努力するとたくさんの障害があるけど、成功するまで続けるのが大事

自分が「すごい頑張った!」と思っても、他人から評価されないことがあります。

でも、“認めない人もいれば、ちゃんと認めてくれる人もいる”と、松下さんは言っています。

毎日努力していれば、それは経験になって、必ず認めてくれる人が現れます。

今では有名な画家やミュージシャンも、最初の数年間は認めてもらえませんでした。

夢を叶えるために毎日数分でも続けて、胸を張って「私は10年間やってきた!」と言えるようになりましょう。

⑥「新たな時代にふさわしい新たな姿で政治や経済、教育や文化に正しくよみがえらせたい。この世界により大きな幸せをもたらすために。」

世界の人達が幸せになるように、時代にあった政治や教育にしたい

みんなが幸せに生活するためには、政治/経済/教育の改善が必要

この章では、松下さんの「世界中の人達を幸せにしたい」という気持ちが伝わってきます。

マズローの欲求5段階説でお話しましたが、松下幸之助さんは自分自身の幸福ではなく、6段目の自己超越欲求である『他者の幸福』を願っています。

一人ひとりの長所/短所を認めて、世界中の人達が自分らしく楽しく生活できる人生になってほしいですね。

⑦「いつまでも額に汗して働くのは知恵のない話である。楽をするくふうをしろというのである。楽々と働いて、なおすばらしい成果があげられる働き方を、おたがいにもっとくふうしたいというのである。」

改善意識をもつ

「これが完璧」という思い込みを捨てて、常に改善意識をもって働く

「今までこれでやってきた」と言う人が多く、やり方を頑固に変えようとしない人がたくさんいます。

そして優秀な社員がどんどん辞めていって、「どうすれば社員が退職しないようになりますか?」と言う人もいました。

AIで自動化すれば、人件費の工数削減や人為的ミスが減って、利益が増えて、社員の給料を増やすことができます。

社員を残したいなら、テクノロジーをフル活用して、サビ残を無くして、休みたいときに休めるようにして、給料を増やすだけです。

昔は、世界時価総額ランキングTOP50に入っている日本企業は20社以上ありましたが、今ではトヨタだけです。

世界的に日本企業の経営能力は低く、給料も安いということです。

⑧「勝負というものには、勝ち負けのほかに、勝ち方、負け方というその内容が大きな問題となるのである。ただ成果をあげさえすればいいんだというわけで、他の迷惑もかえりみず、しゃにむに進むということであれば、その事業は社会的に何らの存在意義も持たないことになる。いかに正しい方法で成果をあげるかということが、大きな問題になるわけである。」

正しい方法で成果をあげる

お金のために大袈裟な広告を出したり、嘘をついていると、価値がない会社&人になる

元野球選手のイチローさんが言っていたもので、すごく納得した言葉があります。

“勝たなきゃ意味がない、ぜんぜんそんなことはないですよ”
“負けても、お客様を喜ばすことができるのがプロ”

これもイチローさんが言っていたことですが、応援しているチームが勝つと嬉しいですが、それ以上にファンが求めているのはストーリーです。

野球選手が全力でバットを振る、ボールを投げる、走る、ボールをキャッチするなどを楽しみで野球を見ています。

勝ち負けだけだったら、ニュースで結果だけ見ればいいだけです。

世界中の多くの人が喜ぶ、商品やサービスを提供できる会社や人に、価値があります

⑨「素直に自分の非を認めないどころか、逆に何かと抗弁をしたがる。自分も傷つき他人も傷つけることになる。これでは繁栄も平和も幸福も望めるはずがない。自分の非を素直に認め、いつでもこれに準ずる。」

誠実に生きよう

みんな素直になれば、世の中は幸せになる

僕がサラリーマンで働いていたとき、自分のミスを隠す人がいて、そのミスの対応や調査によく時間を取られていました。

普通なら8時間の業務ですが、ミスを隠す人がいると残業が増えます。

会社には嘘ついたり、他人のせいにする人が結構います。

「今を乗り切れば大丈夫!」と根拠のない自信で赤字になって、多くの社員の給料が減ったり、パワハラで追い詰めてクビにする社長もいます。

⑩「勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間のいわば一つの大事な徳である。何であるかぎり、これを積むには不断の努力がいる。」

勉強すれば収入が増える

勉強するほど、喜び/信用/お金が増える。これが道徳である。

年収を増やすためには、学ぶしかありありません。

だけど学ぶ努力をせずに、人を騙して金儲けする人が多いです。

騙していることがバレると、信頼を失い、お客さんの評価、また友達や家族から信じてもらえなくなります。

しっかりと日々学び、少しずつ信頼を増やしましょう。

⑪「あなたはいま、何をもとめて日々努力し、日本はいま、何をめざして進んでいるのだろうか。」

あなたは何を目指しているか?

夢を目指して努力する日々は楽しい

僕はブラック企業のパワハラでうつ状態になった後、「やりたいことをやりまくる人生にしよう」と考えました。

その結果、好きだった大手玩具メーカーに転職して、毎日楽しく働きました。

夢を叶えると新しい夢が現れて、叶えていくとどんどん楽しくなります。

なので、「今の自分の夢は何か?」をノートに書き出して、1つずつ叶えてみましょう。

今の会社が辛いと感じるなら、自分を評価してくれる会社に転職しましょう。

おわりに

僕は最初の会社を退職して人生に迷っていたとき、この本を読んで人生の考え方が大きく変わりました。

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仕事は恋愛と同じで、いろんな仕事をやってみないと「自分に合うか?合わないか?」がわかりません。

みなさんも自分だけの道を見つけ、今から楽しい人生を歩んでみてはいかがですか?

僕が他にオススメする本は厳選|すぎの先生のオススメ本にまとめてあります。

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