【ピンチになるほどチャンスがある】という言葉は、よく聞くと思います。
今だと、GAFA含めて世界的に『無人化』『自動化』(AI、IoT含む)の技術が発達して、日本に参入しています。
ピンチになる企業と、チャンスになる企業
- ピンチになるのは『変化に対応しない企業』
- チャンスになるのは『変化に対応する企業』
ピンチになる変化に対応しない企業は、長年続いている古い体質から変化しない企業が当てはまります。
チャンスになる変化に対応する企業は、ZOZOTOWNや楽天のような、ネットビジネスを活かしつつ、時代に合った新規サービスをどんどんチャレンジしている企業です。
なぜ変化に対応しない企業が存在するか
『年功序列』『保守的』『隠蔽体質』が主な原因です。
企業の売上を伸ばす社員は、
- 残業せずに効率よく仕事のできる人
- 失敗を活かして、どんどんチャレンジする人
- 世の中、将来のニーズを分析できる人
ですが、大半の日本企業では、
- 定時に帰り辛い
- 失敗すると集団でバカにする
- 若手は意見を言い辛く、上司を立てないといけない
上記に当てはまることが多いと思います。
作業効率を上げても残業しないといけないし、チャレンジして失敗したら叩かれる。
では逆に、どういう人が企業で認められるかというと、
- サービス残業の多い人
- 失敗しない人
- 上司を気持ちよくさせる人
よくわかる!と感じる方も多いのではないでしょうか?
僕の経験でお伝えしましたが、営業や交流会で話した人、SNSを見ても、ほとんど企業がこのような生産性に直結しない部分で人事評価していると考えています。
企業の経営者や役員が、『年功序列』ではなく、生産性・効率性重視で人事評価する体制にしないと、今後【ピンチ】になる『変化に対応しない企業』から抜け出せません。
今後は『年功序列』の無い企業が伸びる
非効率/チャレンジしない/経費使いまくりの社員が多いほど会社の経費が増えるので、若い人の給料は減ります。
もちろん高収入でも売上や業務改善に貢献できている方は対象外です。
トヨタ、富士通、損保ジャパン、みずほ、三井住友などの大手企業が業務効率化を進めている事によって、リストラが増えています。
また働き方改革によってサービス残業で作業工数を誤魔化していた企業も、若手社員の負荷がさらに上がってついていけなくなり、転職率も上がると予想しています。
日本の大手企業は、現在でも平均年齢が高いですが、今後はさらに上がるでしょう。
(2019/6/26時点で、トヨタは39歳、ホンダは44歳、三菱UFJは37歳)
なぜなら『生産性の高い社員』ほど効率の良い企業に転職し、『生産性の低い社員』ほど今の企業に残り続けるからです。
若ければ実績重視や自責の考え方が身につくよう再教育できるので転職先も受け入れやすいですが、年齢が高くなるほど変なプライドがあって再教育が難しいので、実績がないと転職しづらいいです。
『年功序列に頼っている社員』ほど転職を考えず、他人を排除してでも今の企業に残ろうとするので、経営者が早めに対策しないと、今後も赤字社員を背負い続けることになります。
年功序列がない企業は実績重視で年収が決まるので、1人1人が 年収を上げるために努力し、実績は企業の売上にも繋がります。
トヨタなどの大企業含め、今後は年功序列の無い企業が増えると思います。
ピンチになる仕事
近い未来に始まるであろうサービスは、
- 新しい移動サービス『Maas』
- 自動運転
- ドローン配送
- コンビニ無人化
- プログラミング教育
ニュースを見ていると、新テクノロジーが急に、日本に押し寄せてきたように感じます。
上記のサービスを考慮して【ピンチ】になるのは、
- 『MaaS』でタクシー、バスの客離れ
- 『自動運転』で自家用車離れ
- 『ドローン配送』で配送業者の客離れ
- 『コンビニ無人化』でコンビニアルバイトの人員削減
- 『Libra』で銀行・ATMの人員削減
- 『プログラミング教育』で義務教育の塾離れ
他にも『クラウドゲーム』などの新しいサービスで、今後の10年間で、大きな変化があると予想しています。
5Gでどのようなサービスが生まれるかについては、次の10年を決める「ビジネス教養」がゼロからわかる! 5Gビジネス見るだけノートという本にわかりやすく書かれています。
チャンスを得るには
例えばドローン配送に向けて、『ドローン用ロッカー』を提供する仕事を作れば、需要が増えるでしょう。
ドローン用ロッカーがあれば、ドローンが各家庭に運ぶ移動時間を削減でき、利用者も家で待機せずに、好きな時間に取りに行くことができます。
また自動化を起用すると、『AI・ロボットのシステム定期検査』の仕事が必要になります。
AI/ロボットの利用が増加すると、アップデートせずにセキュリティが脆かったり、配線が切れていたり仕様追加したいなど、今までと異なる問題が出てきます。
このように新しいサービスができれば、需要の減る仕事もあれば新しく増やせる仕事もあります。
僕は「新テクノロジーでどういうことができるかな?」と考えることが好きなので、ピンチになるほど楽しくなります。
時代に合わせた仕事・勉強をしよう
今後は『ロジカルシンキング』が必要です。
しかし残念ながら、今の日本の義務教育では身につきません。
政府は2020年からプログラミング教育を進める話をしていますが、その先にある『オブジェクト指向』を必ず勉強しましょう。
オブジェクト指向は、ボードゲーム・カードゲーム/将棋/囲碁など、考える対戦ゲームが得意な人は、感覚としてすぐに理解できます。
オブジェクト指向が身につくと非効率な作業が瞬時に判断できたり、先読みができるようになります。
2021年10月現在も外国人観光客は増えず、中国で生産している物資が不足しています。
《今》のピンチを怯えるのではなく、《未来》のチャンスに変えましょう。
おわりに
ピンチになってもチャンスに変えられるよう、自己分析して「何ができる」「何が苦手」「やりたいこと」「やりたくないこと」を整理しましょう。
スポーツが好きなら、YouTuberを続ければ、飲料水やスポーツ用品のスポンサーから、仕事の依頼があるかもしれません。
ゲームが好きなら、eスポーツやゲームのプロモーションで、ゲームメーカーやイベント会場から、仕事の依頼があるかもしれません。
待っているだけでは、絶対にピンチからチャンスに変わりません。
現代は企業のような集団に属さないと働けない時代ではなく、SNSを利用した『個』で仕事ができる時代です。
積極的に行動し、『チャンス』を掴んで、自分だけの人生を楽しみましょう!
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