マンガといえば、『ジャンプ』『サンデー』『マガジン』などの雑誌に載っていて、ギャグからスポーツまで、さまざまなジャンルがあります。
僕は《ワンパンマン》のアニメにハマって、kindleでマンガを買って読んでいます。
このマンガは原作が雑誌で掲載されていたものじゃなくて、ウェブコミック投稿サイト『新都社』に登録されていたものです。
その原作をリメイクしたものが、『となりのヤングジャンプ』に掲載されています。
今後のマンガの生まれ方
今までは漫画家になりたい人が、マンガの新人賞に応募したり、マンガ家のアシスタントになって勉強したり、出版社に持ち込みをして、編集部に認められればマンガ家になれました。
だけど今は、自分で描いたマンガをSNSに上げるだけで、面白ければフォロワーが増えて《ワンパンマン》のように雑誌掲載されたり、アニメ化できる時代です。
実際に《100日後に死ぬワニ》が2020年にTwitterで話題になり、映画化&商品化されました。
またマンガだけじゃなく、芸能人も芸能事務所に所属して、長い年月努力してテレビに出て有名になります。
でも今は芸能事務所に所属しなくても、YouTubeでチャンネルを立ち上げて有名になる人が多いです。
有名になれば、芸能人のように企業からプロモーション案件がきたり、スポンサーが付いたりして、芸能人並みに稼ぐ人もいます。
現代はSNSやYouTubeを活用すれば、個人で有名になれる時代です。
SNSで協力者を探せる
ワンパンマンのように、『原作者』と『イラスト担当者』が、別々で製作しているマンガは多いです。
「面白いストーリーは作れるんだけど、イラストが描けない」と諦めている人もいるんじゃないでしょうか。
逆に「イラストは得意だけど、ストーリーが書けない」という人もいるでしょう。
この人達がタッグを組めば、マンガを描けますよね。
昔は会社に所属して、決められたメンバーで作業するのが当たり前でした。
しかし今は、SNSで簡単に協力者を探せます。
ワンパンマンのイラストを担当している村田雄介さんは、ONE先生にSNSで直接コンタクトを取ったそうです。
ストーリー作りが得意な人は、文章でも簡単なイラストでも良いので、SNSに上げてみましょう。
またイラストが得意な人は、描いたイラストをSNSに上げれば、イラストを描いてほしい人や企業から声がかかるかもしれません。
SNSから生まれるマンガのメリット
出版社の担当者が面白いと思ったマンガでも、いざ販売してみると全く売れないこともあります。
だけど、既にSNSで流行っているマンガなら、出版社から販売したり、アニメにしても成功する可能性は非常に高いです。
それは既にたくさんのファンがいるし、トレンドやリツイートによって、どんどんファンが増えるからです。
今後、出版社はSNSやYouTubeで面白そうなマンガを見つけて、原作者にコンタクトを取ってスポンサーになるのが当たり前になるでしょう。
IPコンテンツは企業ではなく、個人から生まれる時代
たくさんの企業が、IP(知的財産)を借りて、それを本や人形などにして商品化します。
例えば、「ドラえもん」のIPは「小学館集英社プロダクション」が持っていますが、玩具はバンダイやタカラトミーなど、各社メーカーから販売されています。
新しいキャラクターを流行らせて、商品化して売るのはすごく大変ですが、すでに人気のあるキャラクターの商品なら売れやすいです。
そのIPも、個人で作って発信できる時代です。
自分で描いたキャラクターをSNSに上げることで、Twitterでバズって、企業から商品化の依頼があるかもしれません。
IPはマンガだけじゃなくて、市町村や企業のイメージキャラクターなど、さまざまな分野でも需要があります。
またSNSやYouTubeは、世界中の人達が見ているので、海外企業から協業の話があるかもしれません。
何でも共有して繋がれる今は、個人の価値が認められる時代です。
おわりに
僕は小学生のときにマンガが大好きで、毎週『少年ジャンプ』と、毎月『コロコロ』『ボンボン』を読んでいました。
また中学生のとき、友達と初めて東京旅行しました。
その時に《こち亀》の亀有駅前の派出所(交番)と浅草に行って、とても感動しました。
亀有駅の派出所をカメラで撮影しようとしたら、警察官から「交番は撮影しても良いけど、僕は撮らないで」と注意されたことも良い思い出です。
マンガ家になっていないけど、面白いストーリーを考えられる人は、世の中にたくさんいると思います。
マンガ家になりたい人は、今はすごく良い時代です。
勇気を出して、SNSやYouTubeを活用しましょう。
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