僕はサラリーマンで営業を3年していました。
起業した今でも営業は大切な仕事です。
世の中には質の悪い商品やサービスを売りつけようする悪い営業マンが多いです。
僕は営業経験があるので見分けることができます。
それでは「悪い営業マン」と「良い営業マン」を見分ける方法についてご紹介します。
悪い営業マンは自己中
悪い営業マンは他人のことなんて一切考えず、自分の利益しか考えません。
自分さえ儲かれば、他人が不幸になろうが知ったこっちゃない。「騙される奴が悪い」と思っています。
悪い営業マンは、特に不動産会社や保険会社に多いです。
交流会で悪い営業マンによく出会いますが、深堀りして質問すると何も言えなくなります。
そして黙り込んだり、ムッとして無言で逃げます。
質問に答えられないのは、嘘をついているからです。
悪い営業マンは良い人のフリをする
悪い営業マンは信用しやすい人が、良い人に騙されることを知っています。
大手企業の経営者など、頭の良い人は見た目で判断しません。
「正しい情報を話すか?」を面接のようにチェックします。
しかし騙される人は、営業マンの言ったことを信じてしまいます。
悪い営業マンは嘘に気づかない人に何度も会い、値段より価値の低い商品を売りつけます。
悪い営業マンは自然と嘘をつく
悪い営業マンは息をするように嘘を言います。
嘘をつくことは悪いと思っていません。
会社の上司や友達にもいませんか?嘘ばかり言って信用できない人。
知り合いの嘘なら連絡手段を切れば良いですが、営業マンならお金を取られます。
悪い営業マンは勉強しない
僕が営業マンを信用するかしないか判断するための、1番のポイントです。
悪い営業マンは本やニュースを読まない、「教養のないアホ」です。
「楽して儲けたい」考えなので努力しません。
本やニュースを読む人なら、悪い営業マンの仕事を選びません。
教養のある人は、嘘をつかなくても努力して稼げるからです。
良い営業マンは売りつけてこない
良い営業マンは悪い営業マンのように売りつけません。
それは「自分がされて嫌なことを相手にしたくない」という感情があるからです。
良い営業マンはWinWinの関係を大切にします。
常に相談に乗ってくれたり、悩みに合った商品やサービスを教えてくれます。
その商品やサービスが自社になければ、他社のものを教えてくれます。
親身になって、いろいろなことを助けてくれる人が良い営業マンです。
良い営業マンは商品の良い/悪いを教えてくれる
良い営業マンは商品やサービスの良い部分だけでなく、悪い部分もしっかり教えてくれます。
例えば契約書の説明をするときに、入会手数料や違約金などを細かく説明します。
「自分がされて嫌なことを相手にしたくない」ので、都合の悪い情報も教えてくれます。
契約書にサインした後、説明になかった違約金を何十万円も取られたら嫌ですよね?
良い営業マンはお客さんが不幸にならないことを優先に行動します。
悪い営業マンの見分け方
これからご紹介する営業マンを見分ける方法は、僕が営業マンに使っているものです。
最初は難しいかも知れませんが、慣れてくると出会って3分以内に嘘つきであるかどうかわかるようになります。
① 良いことばかり話さないか?
悪い営業マンは商品やサービスについて良いことばかり話します。
そして都合の悪いことは隠そうとします。
対策としては「そんなに良いものなのに、なんで有名じゃないんだろう?」と疑問を持つことです。
② 焦らせてこないか?
悪い営業マンは「今だけですよ!」などと焦らせます。
なぜ焦らすかというと、ネットで調べられたり、契約書をじっくり読まれると困るからです。
悪い商品やサービスは、被害者がインターネットで真実を書き込んでいます。
悪い契約書はじっくり読むと、高額な手数料や違約金について書かれています。
お客さんが気づかないうちに売りたいので、考える時間を無くそうとします。
対策としては、焦らされたら疑うことです。
③ 思いつきで話さないか?
悪い営業マンは、表面上では良いことを言います。
だけど頭が悪いので正当する能力が弱いです。
例えば「これを飲むと痩せるんですよ!実際に多くの人が飲んでいます!」と説明されたときに、このように返事してみましょう。
対策としては、悪い営業マンは質問攻めすると答えられなくなったり、声のトーンが下がります。
上手く騙せないと「こいつ、めんどくせぇな」と素の感情が出ます。
④ 嘘の返事をしないか?
例えばあなたがダイエットについて詳しいとします。
営業マンに「バターを食べると痩せるって知ってますよね?」と質問してみてください。
嘘が染みついている営業マンは「そうらしいっすね!」と嘘の返事をします。
自分が詳しい話に嘘を含めて、相手が軽く返事したら嘘つきです。
嘘をつかない営業マンは「え!?脂質が高いから痩せないでしょ?」と、疑問があったら確認をします。
⑤ 調べることを嫌がらないか?
営業マンの話より、お客さんの声が一番信用できます。
会社の情報に関しては、資本金が多かったり、設立日が古いと信用できます。
ただし、かんぽ生命のような会社もあるので、ニュースを毎日見る習慣をつけましょう。
⑥ 録音を拒まないか?
仕事でも「言った」「言ってない」によるトラブルってありませんか?
これは直接会って話すだけじゃなく、電話も同じです。
悪い営業マンは商品に欠陥があったり、説明と契約書の内容に違いがあったら、「そんなことは言ってません」と言います。
対策としては、録音機やスマホを営業マンに見せて「今から録音します」と言って録音をしましょう。
「恥ずかしい」「怖い」と思う人がいますが、お金が絡むことは必ず録音しましょう。
トラブルになって困るのは自分です。
⑦ 言動に差異はないか?
心理学に関しては、メンタリストDaiGoさんのYouTube動画をオススメします。無料でかなり勉強になります。
悪い営業マンは、プロパガンダという心理学をよく利用します。
【プロパガンダ】
特定の思想、世論、意識、行動へ誘導する意図を持った行為。
テレビ、新聞、宗教などによって、大衆を動かす手法。
政治活動でも用いられる。
例えば2019年のタピオカブーム。
2020年のコロナウイルスによるトイレットペーパーや納豆の爆買い。
心理学を学ぶとこのような情報に踊らされず、騙される確率がグッと下がります。
おわりに
世の中の8割~9割は悪い営業マンです。
僕も初めて営業した頃、嘘ついてでも案件を取ることに必死でした。
でも僕は子供のときに学校の先生や同級生の嘘で苦しんできたので、騙すことに凄くストレスを感じていました。
自分がされて嫌なことを相手にしたくない。
辛い過去でしたが、反面教師になって良かったと思っています。
そして嘘つき営業マンを辞めて、お客さんに正しい情報を伝える営業マンに転職しました。
すると良い人とたくさん出会えるようになって、商品を1億円以上を買ってくれるお客さんもいました。
営業マンだけじゃなく、私腹のために騙す人はたくさんいます。
お金や人間関係で後悔しないために、悪い営業マンに騙されないようにしましょう。
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