今回は僕がサビ残や土日出勤に疲れ、うつ状態で自殺を考えながら本屋さんを歩いたところ、偶然目に入って何度も読み、働き方をポジティブに切り替えてくれた本です。
その頃は本当に心が病んでいて、この本に書かれているマザー・テレサやスティーブ・ジョブズなどの言葉を見て涙が止まらなかった記憶があります。
僕はこの本に出会わなかったら、この世に去っていたでしょう。
この本と出会ったことによって、今は楽しい人生を歩んでいます。
もし以前の僕のように仕事に対して不安を抱えている方は、こちらの『続・働く理由 99の至言に学ぶジンセイ論。』を読むことをオススメします。
「約1,000円の本を読むだけで辛い人生から抜け出せる」と思って読んでみてください。
読んだ後にきっと「何でこんなに苦しんでたんだろう、バカみたい…」と感じると思います。
凄く良い言葉が99個書かれていますが、その中でも僕の気に入った言葉を5つご紹介させていただきます。
- 高橋尚子「人並みやって人以下、人以上やって人並み、人の倍やってようやく」というようなことをずっと言われてきた。
- マザー・テレサ「人生はひとつのゲーム、人生を楽しみなさい」「人生は冒険、大胆に挑みなさい」「人生は人生、立ち向かいなさい」
- チャールズ・キングズリ「われわれは、安逸と贅沢が得られなければ人生の幸福はあり得ない、と考えているが、実際に人を真に幸福にするものは、何か我を忘れて取り組める事柄を持つことである」
- スティーブ・ジョブズ「君たちの時間は限られている。だから自分以外の他の誰かの人生を生きて、無駄にする暇なんかない。その他大勢の意見の雑音に、自分の内なる声、心、直感を掻き消されないことだ」
- ゲーテ「いかにして人は自分自身を知ることができるか。観察によってではなく、行為によってである。汝の義務をなさんと努めよ。そうすれば、自分の性能がよくわかる」
- おわりに
高橋尚子「人並みやって人以下、人以上やって人並み、人の倍やってようやく」というようなことをずっと言われてきた。
高橋尚子さんは元陸上競技選手で、2000年シドニーオリンピックの金メダリストであり、元世界記録保持者でもある世界で有名なスポーツ選手です。
高橋尚子さんが現役の頃「才能があって良いなぁ」と言っていた人がほとんどだったでしょう。
しかし高橋尚子さんの言葉から、彼女自身が『人の倍の練習』をしていたことがわかります。
つまり生まれつき何も努力せずに金メダリストになったわけではなく、人の倍の練習をしてきたから金メダルが取れたということです。
「私には才能が無い」と思っている方は、有名な人は死ぬほど毎日練習しているとご理解ください。
マザー・テレサ「人生はひとつのゲーム、人生を楽しみなさい」「人生は冒険、大胆に挑みなさい」「人生は人生、立ち向かいなさい」
マザー・テレサはカトリック教会の修道女で、ノーベル平和賞を受賞した方です。
宗派を問わず、たくさんの人を助け、世界から多くの援助を集めました。
その偉大なマザー・テレサは、『人生』に対して多くの名言を残しました。
「人生とは、ひとつのゲーム、冒険、人生である」(一部抜粋)
マザー・テレサは人生は楽しむものだと教えてくれます。
日本では定年退職まで働き続けることが美徳だと考える人が多いですが、人生は人それぞれです。
好きな会社で働くのも良いし、独立して好きなように働くのも良いし、30歳を越えてからスポーツを始めるのも良いです。
僕は子供の頃に大人から「年金をたくさん貰うために1つの会社で働き続けなさい」と教えられて新卒で入社した会社で4年半頑張りましたが、毎日5時間のサビ残や土日出勤やパワハラなどの過酷な環境に疲れて心が壊れていました。
この時にマザー・テレサの言葉を見て「なんでこんな苦しんでいたんだろう…」癒されました。
チャールズ・キングズリ「われわれは、安逸と贅沢が得られなければ人生の幸福はあり得ない、と考えているが、実際に人を真に幸福にするものは、何か我を忘れて取り組める事柄を持つことである」
チャールズ・キングズリは、イギリスのキリスト教主義の牧師です。
「多くの人々はお金持ちになって、仕事をせずにダラダラと暮らしたいと考えているけど、本当の幸福は何かに没頭できることだよ」と言っています。
先ほどにもお話しましたが僕もサラリーマン時代に『定年まで好きじゃないことでも頑張って働き続けることが美徳』だと考えていました。
だけどサビ残や土日出勤の強制や自慢話好きな役員を見て「老人になるまで我慢して生きるのは嫌だな」という気持ちが大きくなり、うつ状態になりました。
また新規開拓の営業職を経験して、売る側も買う側もお互いに楽しく仕事をするためには尊敬し合うことだと知りました。
僕が営業をしていて辛かったことは、商品を大袈裟に紹介する嘘です。
とあるきっかけで嘘つき営業を辞めて、「正しい商品の価値を伝え、購入後も喜んでもらう」ことが楽しいと気づきました。
お金を得るには人間関係が必要不可欠です。
お金は、植物のように土に植えたり、魚のように水槽に入れたり、犬や猫にあげても増えません。
人間が何かのお礼に支払うものがお金です。
人生が楽しいと感じない人や貧乏で苦しい人は、他人が喜ぶことをやってみてください。きっと楽しくなるはずです。
スティーブ・ジョブズ「君たちの時間は限られている。だから自分以外の他の誰かの人生を生きて、無駄にする暇なんかない。その他大勢の意見の雑音に、自分の内なる声、心、直感を掻き消されないことだ」
スティーブ・ジョブズはパソコンのMacやiPhoneを作っているApple社の創業者です。
パソコンといえば長年Windowsしかありませんでしたが、ハード面もソフト面もデザインに拘って作った結果、今ではWindowsと並ぶパソコンになりました。
スティーブ・ジョブズの考えはTime is Moneyです。
「自分の時間を大切にしろ!他人の意見に振り回されるな!」の思考です。
実はこれ、日本の義務教育と反する考え方です。
日本の義務教育は明治時代に生まれ、今では会社の指示通りに動く労働者を育てる教育となっています。
なので学校で『協調』を洗脳されて、『皆と一緒に動く人間』を生産し続けています。
スティーブ・ジョブズは、この『皆と一緒に動く人間』を否定しているため、日本の義務教育と反する考え方です。
しかし日本では、この義務教育に反する考え方で生まれた、MacのパソコンやiPhoneが売れています。
今ではサラリーマンより稼ぐ人が増えているユーチューバーも義務教育と反する働き方です。
それは誰かの指示で動いている労働者ではなく、個人で企画、編集、プロモーションを考えて動いているからです。
僕もこのスティーブ・ジョブズの言葉から、長い会議や愚痴の多い飲み会をするサラリーマン生活に時間の無駄を感じ、個人事業主を選ぶきっかけになりました。
ゲーテ「いかにして人は自分自身を知ることができるか。観察によってではなく、行為によってである。汝の義務をなさんと努めよ。そうすれば、自分の性能がよくわかる」
ゲーテはドイツの哲学者であり、政治家であり、小説家でもあった人です。
作曲家で有名なシューベルトも、ゲーテの影響を受けて曲を作っています。
世の中は現場を知らずに無理な指示をするリーダーがいます。
そういうリーダーは部下から尊敬されずに嫌われ、チームワークも低く、作業のミスやトラブルも多いです。
しかし尊敬されるリーダーは、部下の意見をしっかり聞いて、現場を見て適切な指示をします。
そういうリーダーの職場はチームワークが高く、ミスやトラブルも少なく、無駄な残業もありません。
つまり仕事も自分も『やってみなきゃわからない』ということです。
僕は2回転職したり、営業でたくさんの人と出会い、机上の空論で指示するリーダーや、思い込みで「私は才能がない」と言う人を見てきました。
そういう人は妄想癖です。
僕も28歳までは何もできない落ちこぼれ人間だと思っていましたが、飛び込み営業や教育担当を経験した結果、『誰かを喜ばせることは楽しい』『教育職が好き』と気付きました。
着ぐるみに入って走り回る仕事もしましたが、上司から指示された時は嫌だと思いました。
でもいざやってみると、多くの人達が喜んでくれて凄く楽しかったのも良い経験になりました。
僕は知識も必要だけど、経験はもっと大切だと考えています。
経験は本や人の話から得ることのできない自分だけのスキルです。
おわりに
今回は『続・働く理由 99の至言に学ぶジンセイ論。』という本について、僕が気に入った5つの言葉をご紹介しました。
冒頭でもお話しましたが、この本に出会って、不安な人生から明るい人生に変わりました。
この本と出会って、読書の大切さを知りました。
不安な人生は毎日が辛く、体も心も壊れてしまいます。
実際に僕も頑張りすぎて、うつ状態、突発性難聴、尿管結石、頭位めまい症などの様々な病気になりました。
不安な人生で苦しんでいる人は、読書で人生を切り替えて、明るい人生を歩んでほしいと思います。