「いつかAIに仕事が取られてリストラされるかもしれない…」と不安な人はいませんか?
このような仕事は2030年までに、人間からAIロボットに置き換わっていくでしょう。
既にカルビーやコンビニ、自動車会社などの大手企業では、AIによる業務効率化を始めています。
だけどAIロボットにはできない仕事があります。
それが『感動』を与える仕事です。
感動を与える仕事とは?
動画
動画にはテレビ、映画、YouTube、他にも企業や商品のプロモーション映像があります。
ビッグデータがあれば、AIでも制作することはできます。
だけど人間の心を動かす企画/演出を作れるのは人間だけです。
音声認識が発達すれば、テロップ制作はAIができます。
翻訳もビッグデータとAIが発達すればできます。
でも企画や演出は、同じものだとすぐに飽きられます。
人間に感動を与え続けることはAIロボットにはできず、人間しかできない仕事です。
飲食店
レジや注文などの作業は、AIやタッチパネルなどによって自動化されるでしょう。
実際にマクドナルドで、スマホ注文やタッチパネルがスタートしています。
他にもスーパーやユニクロで、レジ作業者がいらないセルフレジが増えています。
注文ミスやレジ待ちの多いお店は、「この店は嫌だ」と不満に感じるお客さんがいます。
「また来たい」の気持ちがないと、お客さんは来てくれません。
お客さんが「また来たい」と思うお店を作れるのは、人間だけです。
プロモーション(広告)は、TwitterやInstagramなどのSNSを利用して、半分以上はAIで自動化できます。
しかしどれだけプロモーションが良くても、お店に来たときに金額以上の満足がないと、次から来てくれません。
じゃあ金額以上の満足とは何か?
僕が行きたくなるお店をあげてみました。
面白いアイデアはもっとあるでしょう。
また来たいお店を作るには、『食べるだけの場所』から『行きたくなるお店』にすることが必要です。
イベント
イベントにはライブ、お祭り、大会など楽しいものがたくさんあります。
イベントでたくさんのお客さんを楽しませるのは、人間しかできません。
海外では2次元キャラ『初音ミク』が流行っていますが、2次元キャラの動きや演出を作っているのは人間です。
YouTubeで話題のVtuberもキャラクターを動かしたり、イベントを企画するのは人間です。
イベントで人間を驚かせたり、喜ばせられるのは人間だけです。
小説/マンガ/アニメ
好きな小説/マンガ/アニメがあると思います。
AIロボットで過去のビッグデータを集めて、小説やマンガを作ることはできます。
だけど予想できない感動や演出を書けるのは、人間だけです。
驚き、幸せ、楽しいなどを文字やイラストで伝えるのは、人間しかできない技術です。
AIロボットには感情がありません。
できることは人間の真似をしたり、指示通り動くことだけです。
人間には感情があり、気持ちを伝えることができます。
イラスト
イラストの有名人には、ゴッホやミケランジェロなどがいます。
現代のAIは、写真をゴッホのタッチに似せることができます。
だけどAIロボットには、個性を活かした独創的なイラストは描けません。
世界中にたくさんのイラストを描く人がいます。
画家、漫画家、アニメーター、ゲームイラスト、カードイラストなど。
2019年に映画《天気の子》がヒットしましたが、新海誠監督の関わる作品は1枚1枚丁寧に描かれています。
イラストには、見た人を感動させる力があります。
感動を与えるイラストは、AIがどれだけ賢くても真似できません。
おわりに
約10年後には、いろいろなところでAIロボットが活躍していると思います。
過去にも農機具が生まれたことで、農家の手伝いをする仕事が無くなりました。
Amazonや楽天などのネットショッピングが生まれたことで、量販店のお客さんが減りました。
経理ソフトが生まれたことで、経理の仕事が減りました。
時代が進むと無くなる仕事は必ずあります。
だけど新しい仕事も現れます。
AIロボットに置き換えられる仕事はたくさんありますが、その代わりに感動を与える仕事が増えるでしょう。
感動を与える仕事は、指示通りに動くだけの作業者にはできません。
好きなことを表現できる人が、誰かに感動を与えます。
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