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多くの正社員は不遇になる

【提供】Harpreet BatishによるPixabay コーチング
【提供】Harpreet BatishによるPixabay

僕は2019年6月に大手玩具メーカーを退職して、7月に起業しました。

東京でたくさんの企業で働いている方々や、子供向けイベントで子供&親と接して気になったことがありました。

「このままでは、日本の未来が危ない」と。

東京と地方の働き方

東京と地方の働き方

東京では転職を何度も繰り返している人がたくさんいる

営業職になってから4年間でたくさんの人と出会い、働き方のの考え方が180度変わりました。

転職を20回以上繰り返して大手メーカーで役職をしている人や、営業先の担当者がすぐに転職することがよくありました。

僕が愛知県で入社した会社を退職した時の、あの「転職に対する罪悪感は何だったんだろう」と。

地方に比べて東京は、副業やフリーランスや起業をする方が多く、地方では1つの企業で働き続けることが正しいという考えがあります。

理由としては親/学校/友達など、近くにいる人の考えが安定した仕事だからです。

「長く働き続ければ、給料が上がり、退職金が貰える」

地方のサラリーマンの多くの方がこの考えだと思います。

僕は東京で働くまで、子供の頃からずっとこの考え方が染みついていたことに気付きました。

終身雇用がなくなると非正規社員が増える

今後のAIロボットと働き方改革が進むと、指示作業はAIロボットができるようになり、24時間稼働&ヒューマンエラーがなくなるため、経費削減でどんどんリストラ(早期退職の勧誘)します。

メーカーで正社員として雇われる人は『責任者』や『テクノロジーを理解している人』がほとんどになるでしょう。

AIロボットを正しく進捗管理できるマネージャーはプログラミングの基礎知識が必須になるので、AIロボットの開発や保守専門の会社が今後どんどん増えると思います。

流れ作業/レジ作業/経理作業/運転手/翻訳などのAIによって自動化できる作業は、労働者が不要になってくるでしょう。

そしてスーパーやコンビニの責任者は店長ではなく、地域別に担当者が割り振られ、データ分析とプロモーションを行うような働き方にシフトすると思います。

今後は固定費削減を進める会社が増えていき、人手が必要な時だけ非正規社員を雇うような『ジョブ型雇用』が当たり前の社会になると予想しています。

正社員をクビにできないから安心?

2019年6月に、損保ジャパンが従業員数4,000人削減するニュースがありました。

クビではなく介護分野に配置転換です。

会社は正社員をクビにすることはできませんが、配置転換や転勤はできます。

例えば「介護職が人材不足です。自動化予定の作業をしている人達は、老人ホームやホームヘルパーをしてください」と配置転換を命じられると、正社員は契約上従わないといけません。

配置転換が命じられると、定年までおじいちゃんおばあちゃんをお風呂に入れたり、怒られたり殴られたりします。

配置転換してくれれば介護職の人手不足の手助けになるし、退職を希望してくれれば人件費削減となります。

配置転換は社会貢献であり、企業も介護分野もお客さんも助かります。

だけど辛いのは、今の職場で定年退職を考えていた、介護職をしたくない社員です。

また配置転換以外に、いじめや社内に悪い噂を流すなど、わざと職場に居づらい状況にして、自主退職やうつ病に持ち込む企業も増えるでしょう。

悪い会社に勤めて損をするのは会社ではなく、サビ残や低賃金で苦しむ労働者です。

おわりに

今の働き方を変えるのは大変ですが、リストラになった時に転職/副業/起業について正しい知識があれば、無職やひきこもりにならずに次の仕事に就くことができます。

現代では40代50代のひきこもりが増えていますが、テクノロジーは世界中で進化し続けています。

テクノロジーによる自動化を否定したいなら、国に鎖国をしてもらうか、テクノロジーを利用しない国に引っ越しするぐらいしかありません。

リストラされる前に、テクノロジーを勉強しましょう。

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