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やり抜く人の9つの習慣(著:ハイディ・グラント・ハルバーソン)|読書感想

やり抜く人の9つの習慣 オススメの本&作品
やり抜く人の9つの習慣

今回はコロンビア大学の社会心理学者であるハイディ・グラント・ハルバーソンさんが書かれた本『やり抜く人の9つの習慣』のご紹介です。

やり抜く力とは「お金持ちになりたい!」とか「人気ユーチューバーになりたい!」といった夢を叶えるために必ず必要な力です。

このやり抜く力は子供~大人まで、だれにでも必要な力です。

なぜなら勉強するために、やり抜く力がないと諦めてしまうからです。

この本にはやり抜く力を鍛えるための、必要最小限の情報が圧縮されています。

ページ数は100ページ弱ですが、1ページ1ページに大切なことがわかりやすく集約されています。

「大学に行きたい!」「良い会社に入りたい!」「お金持ちになりたい!」など、夢を叶えたい人に読んで欲しい一冊です。

①目標に具体性を与える

やり抜く力を鍛える方法①

期限と結果を決める

ハイディさんは学生に”具体的にしなさい”と教えています。

具体的とはどういうことかというと、「痩せたい!」というのなら「○ヵ月後までに○kgになる」のように「期限と結果を決めよう」と言っています。

ダイエットだけじゃなく、会社でも目標が曖昧な経営者や上司がいます。

例えば「頑張って売上を伸ばすぞ!」といったものですね。

優秀な経営者なら「今年の売上は○円だったから、来年は営業の人数を5人増やして、さらにYouTube広告も利用して売上を3倍にしよう」とか、わかりやすい期限と結果を必ず決めます

このように給料の高い会社は、具体性のある目標を決めて、売上を確実に伸ばします。

だけど給料が安くて、サビ残の多い会社は具体性のない目標なので売上が伸びません。

この「目標を具体的にする」考えは勉強する力や、夢を叶える力を鍛えるだけでなく、職場を見極める力にもなります。

目標を叶える考え方

障害に流されないこと

ハイディさんは成功とその障害について考えることが大切だと言います。

“私の成功とは何か?”
“成功への障害は何か?”

例えば「3ヵ月以内に10kg痩せる」という目標を立てた時に、成功とは3ヵ月以内に10kg以上痩せることです。

この目標を立てたのが12月なら、会社や友達と忘年会や新年会があったり、実家に帰ってたくさん食べてしまうという障害があります。

「今日はしょうがないよね」といった気持ちでこのような障害に流されると、目標を達成することができなくなります。

成功するためには常に成功した時をイメージして、障害に流されないことが大切です。

「成功したら好きな人と付き合うんだ!」とか「欲しい服を着るために痩せるんだ!」といった目標をいつも意識することがやり抜く力を鍛えるための方法です。

②目標を達成するためのやり続けること

やり抜く力を鍛える方法②

やり続けること

ハイディさんは、目標を達成するためにはやり続けることが大切だと言います。

学生ならテスト勉強ができない人、大人なら転職や起業で失敗する人に共通する性格はやり続けることができずに諦めてしまうことです。

性格は何歳になっても改善することができます。

よく「私は天才じゃないからできないの!」と言う人がいますが、これは間違った考えです。

夢を叶えるために必要なやり抜く力は、今から日々トレーニングすれば確実に鍛えられます。

やり抜く力を鍛えるためには、先ほどの「いつまでに何をするか?」を決めた後に「もし~があった時はこうする」という障害を回避することを考えておきましょう。

例えば先ほどの「3ヵ月で10kg痩せる」というダイエットが目標なら、「もし、飲み会に誘われても絶対にお酒は飲まずに、揚げ物は食べない」とか。

自制心(やり抜く力)が低いと、決めたことを守るのが苦手です。

ギャンブルやソシャゲのガチャが止められなくて貯金が貯まらなかったり、ダイエットが続かない人は自制心が弱いからです。

「もし~があった時にこうする」というルールを習慣にすれば、無駄遣いしてお金に困ることもなくなるし、ダイエットや転職は成功します。

自制心を鍛えるトレーニングを毎日すれば、“意識しなくても勝手にできるようになる”と書かれています。

例えば歩く時に「右足を動かしたら、重心が中心になるように上半身を動かす」とか考えませんよね。

自転車の運転も、最初は転ばないように意識して運転しますが、何度も乗っているうちに意識しなくても自転車に乗ることができます。

この意識せずに勝手にできるようになるのは、自制心(やり抜く力)も同じです。

③過去より未来

やり抜く力を鍛える方法③

過去の結果で判断しないこと

目標を立てた時に凄くやる気があっても、挫折してしまう人がいます。

挫折する理由は「頑張ったのに結果が出なかったから」です。

例えばダイエットで1ヵ月の間、大好きな揚げ物やスイーツやお酒を控えたのに体重が変わっていなかったら、「私は痩せないんだ」と諦める人が多いでしょう。

これは資格試験の勉強や料理などのスキルアップも同じです。

やり抜く力の弱い人は「頑張ったらすぐに結果が出る」という思い込みがあります。

何でも数日頑張っただけで結果が出るなら、みんな好きな仕事で好きなだけ稼げて、不満を言う人がいない世界になっているはずです。

なぜ不満を言う人が多いか?それはほとんどの人がやり抜く力が弱いからです。

やり抜く力が弱いのは、過去の結果で判断しているからです。

iPhoneを生み出したスティーブ・ジョブズ、将棋棋士の藤井聡太棋聖、元メジャーリーガーのイチローさんのような成功者は、未来の目標だけに集中してトライ&エラー&改善を毎日続けています。

もしかしたら「藤井聡太さんは高校を中退したのにやり抜く力があるんか!」って言う人がいるかもしれませんが、藤井聡太さんは学校の成績はとても良かったそうです。

成功した人は、必ずやり抜く力を持っています。

④引き寄せの法則より努力

やり抜く力を鍛える方法④

努力すること

世の中には「幸せになると信じれば、必ず幸せになれます」というような引き寄せの法則を勧めるポジティブシンキング主義の人がいます。

ハイディさんは「これは間違った考え方で、失敗する確率が上がる」と言っています。

つまり「信じるだけで幸せになれる」の努力しない思考はダメだよってことです。

例えばダイエットなら、食事制限や運動をしなければ絶対に痩せません。

「痩せると信じていたら痩せられる!」と言って、スイーツを食べまくったり、運動しなくなったら絶対に太ります。

仕事でもダイエットでも、楽する方に逃げるのではなくて、目標に対して努力し続けることが大切です。

給料が少なくて不満を言う人、大きな理想を語るだけの人、過去の自慢話をする人は現実逃避して目標に対する課題から逃げているだけです。

人生はマラソンと同じで、立ち止まったり、コースから外れたり、逆走しても絶対にゴールすることはできません。

夢があるなら、目標を持って障害を乗り越えないと、絶対にゴールすることはできません。

⑤好きなことのプロになる

やり抜く力を鍛える方法⑤

好きなことで成長し続ける

早く自分の価値を高めて年収を上げるためには、自分の好きなことに集中することです。

旅行とか買い物とかゲームとか、好きなことなら毎日何時間と楽しくできて、それに費やした時間だけ成長できます。

だけど好きなことをやっているうちに、たくさんの障害が現れます。

例えばデザインの仕事をしたくて転職したけど、実務と違う部署に異動されたとか。

このように人生目標の障害が現れたときは、残業はやめて、SNSやネット通販自分のブランド力を高めることです。

副業禁止の会社は多いですが、自分で確定申告&納税すれば会社にはバレません。

僕も新卒で好きじゃない設備会社で4年半勤めて、経理や営業や業務改善の仕事をしていましたが、全てスキルアップすることしか考えていませんでした。

毎日4~5時間残業のある会社で残業代がほとんどない会社だったので、スキルアップぐらいしかやる気が出ません。

このスキルのおかげで起業した後に経費や売上を考えて、不況の波も乗り越えています。

自分がやりたいこと&スキルアップしたいことを毎日10分でも良いので続けて、成長し続けることが大切です。

何でも最初の頃は成長を感じられて楽しいですが、慣れてくると成長を感じられずに自信が無くなることもあります。

その時は新しい方法を試してみたり、他人に見てもらってアドバイスをもらうなど、常にトライ&エラー&改善の意識をしましょう。

やりたいことがないと、自己肯定感が下がってつまらない人生です。

体がボロボロになる前に、やりたいことをやりまくる人生の方が楽しいと思いませんか?

ただし、犯罪だけは絶対に止めましょう。

⑥やり抜く力(グリット)

やり抜く力を鍛える方法⑥

目標を決めたら粘り強く続けること

『やり抜く力(グリット)』とは、目標を達成するために粘り強く続ける力のことです。

このやり抜く力は誰でも鍛えることができます。

iPhoneを生み出したスティーブ・ジョブズなど、他にも成功している経営者やアーティストやスポーツ選手は、やり抜く力を日々鍛えています。

つまり成功するためにはやり抜く力は必須ということです。

成功とは「世界に認められるデザイナーになりたい!」や「お金持ちになりたい!」といった夢を叶えることです。

失敗を怖れない

新しいことにチャレンジすると、たくさんの失敗や予想外のことが起こります。

例えば初めて海外旅行に行ったら英語がうまく伝わらなかったり、転職したら前職と仕事のやり方が全然違ってミスが多くて怒られまくったり。

やり抜く力を身につけるためには、『失敗は怖い』『失敗は実験』にマインドチェンジしないといけません。

「私は失敗が怖いからできない!」と言う方が多いと思いますが、続けているうちに自然と慣れます。

自転車や自動車も、初めて乗った時は「怖い!」と不安いっぱいだったはずです。

だけど半年~1年乗り続けているうちに慣れましたよね。

このやり抜く力も自転車や自動車と同じです。

新しいことにチャレンジし続けていれば、仕事でもダイエットでも何でも成功する人になります。

⑦意志力を鍛える

やり抜く力を鍛える方法⑦

意志力を鍛えること

『意志力』とは目標に対する気持ちです。

目標を決めた時にやる気が高くても、うまくいかなかったり、他人から否定されると意志力は低下してしまいます。

意志力が弱いと「今日はやらなくてもいいや」と、楽な方に逃げる癖ができます。

ハイディさんは意志力を鍛えるために、まずは“日常的な小さな目標に取り組んで、意志力を鍛えて下さい”と言います。

例えば「健康のために毎朝5分は腹筋する」とか。

意志力は筋トレと同じで最初は負荷の低い目標、つまり短時間でできる目標を決めてやり続けることが大切です。

小さな成果が積み重なると自信になる

1つできるようになれば成功体験を味わえて、「自分はやればできる人間だ!」という自信に繋がります。

成功するためには自信も必要です。

そして成功体験が多いほど、大きい目標の成功確率も高くなります。

いきなり「世界中の人を幸せにする!」などの大きい目標だと、成功体験できずに心が折れます。

まずはいつでもできる小さい目標を決めて、ゲームのクエストのように1つずつクリアしていきましょう。

⑧やりたいことに全集中

やり抜く力を鍛える方法⑧

「やめること」じゃなく「やること」を決めること

ハイディさんは“やめるべきことより、やるべきことに集中しよう”と言っています。

つまり「痩せるためにスイーツを食べない」ではなく「お腹が空いたら水を飲んだり、野菜や大豆を食べる」ってことです。

やり抜く力が弱いと、誘惑に負けやすく、楽な方を選びがちです。

やめることを決めても、「先週頑張ったし、今日ぐらい良いかな」という楽な誘惑に負けて、目標を諦めてしまいます。

なので、やめることじゃなくて、やることを決めましょうってことです。

「ご飯を食べる前に手を洗う」とか「寝る前に歯を磨く」とか、このような習慣はほとんどの人ができているはずです。

手洗いせずに食中毒になったり、歯を磨かずに虫歯になって苦しむのは誰でも嫌ですからね。

これはダイエットでも、仕事でも同じです。

おわりに

今回は『やり抜く人の9つの習慣』という本について、読書感想をお話しました。

本書には9つ書かれているのですが、ほぼ同一の内容があったので省略した部分もあります。

この本の内容を一言でまとめると、「目標を立てたら成功するまで諦めずに、トライ&エラー&改善をしましょう」ということです。

これがやり抜く力です。

僕は今まで、人生に諦めている人をたくさん見てきました。

そういう人達は人生がつまらなさそうで、時間を無駄にしているように感じます。

また30歳,40歳…と年を取ると、体の衰えを感じて「若い時にやっておけば良かった」という後悔で、さらに悩みが増え続けます。

僕も学生のときはやり抜く力が弱くて、テストの点数は赤点ばかりでした。

29歳の時に初めて飛び込み営業やテレアポを経験し、お客さんから怒られる日々でした。

だけど1年以上経った頃、初めて「売上」という成功体験ができて、初めて「人生が楽しい!」と感じました。

その成功体験の積み重ねのおかげで、今は起業して好きな教育職をしています。

サラリーマン時代に営業職を経験しなかったら、今も愚痴を言いながら働いていたでしょう。

だけどやり抜く力を鍛えたおかげで、今では起業して楽し毎日になりました。

今回の読書感想で「やり抜く力を鍛えたい!」と思った方は、『やり抜く人の9つの習慣』を読んで、ぜひ実践してみてください。

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