まえがき
ブログやYouTubeでさまざまな本の読書感想を配信している僕が、読書感想の書き方についてお話します。
今では毎日ブログを書いていますが、学生時代は読書感想文が大嫌いでした。
当時は「面白いんだから、面白かったで良いじゃん!」みたいな。
そんな僕がブログ&YouTubeで読書感想をネタにしているのは、たくさんの人に本を読んでほしいからです。
大人になってもお金を稼ぐスキルを伸ばすには、日々勉強することが大切です。
あと本を読んで満足する人が多いですが、その知識を自分のモノにするにはアウトプットしないといけません。
本から得た知識を活かすためにも読書感想(アウトプット)が大切です。
読書感想の書き方
それでは読書感想の書き方についてご紹介します。
①大項目/中項目を書き出す
思いつきで書き始めると文字数が足らなかったり、多すぎたりして困ることがあります。
そこで最初にすることは、大項目&中項目を書き出すことです。
まずはこのように道筋を書き出します。
例えば読書感想を用紙5枚に書かないといけないなら、1枚に1つの大項目が収まるように書けば綺麗に収めることができます。
②中項目に箇条書きする
大項目&中項目を書き出したら、次は中項目に書きたいことを3つ以上書き出します。
もし3つ以上書き出せないなら、その中項目の内容は薄っぺらくなるし、書くことに迷って時間の無駄になります。
このように中項目で書きたい内容を箇条書きにします。
箇条書きにすることで「これも書きたいな」「これは書かなくていいな」というのがわかります。
③「思います」を多用しない
僕は学生時代にめちゃくちゃ「思います」を使ってました。
使ってもいいんですが、読み手からするとよそよそしく感じます。
「本当にそう思ってるのか?」と。
昔の僕はこんな感じでした(;^ω^)
「思います」を多用すると、感情のある主観的な文章じゃなくて、感情のない客観的な感じになります。
語尾は「します」「でした」「でしょう」などのさまざまな言葉を使い分けましょう。
文章力に自信のない方には《新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング》(著:唐木元)がオススメです。
僕もブログを書き始めたときは文章力で苦しみました。
こちらの本で語尾の大切さや時系列の言い回しなどがすごく勉強になりました。
④気に入った言葉を引用する
読書感想を書き出すと「もう書くことがない!どうしよう!」と悩むことがあるでしょう。
僕が読書感想でよく利用する手法が、気に入った言葉に対して感想を述べることです。
内容全体に対して感想を書こうとすると、どうしても結論にフォーカス(集中)してしまうのでたくさん書けません。
だけど言葉に対して感想を書くと、楽に1万文字以上書けます。
そして感想に必要なのは、自分の考えや経験談を書くことです。
これは読書感想に大切な1つのテクニックです。
この引用&自分の考え&経験談の書き方に慣れると「紙と時間が足らねー!」ってなります(笑)
⑤文章チェック
読書感想を書き終わったら終わりじゃありません。
「遠足は家に帰るまでが遠足」の言葉があるように、一番大切で全集中しないといけない作業です。
自分で書いた読書感想が変な文章になっていないかを確認します。
書いているときは気づかないんですが、見直すと「え!なにこれ!?」ってミスがよくあります。
この文章チェックは一度寝て、翌日の朝一に行うのがオススメです。
理由は感想文を書き切った直後は脳が疲れていて、ミスを見逃しやすいからです。
仕事も同じですが、疲れるとヒューマンエラーが起きやすくなります。
なので一度寝て、脳が全回復している朝一にチェックすることで見逃す確率が下がります。
自分の考えと経験談を自由に書けばいい
いろいろ書きましたが、大切なのは自分の考え&経験談です。
ブログのSEOでも、主観的な考えが重要視されます。
なぜ重要視されるかというと、自分の考え&経験談はその人だけが知っている情報だからです。
鬼滅の刃の情報は、マンガを買って読めばわかります。
だけどブロガーやユーチューバーは、ファンを増やすための努力や知恵がさまざまです。
この考え&経験がその人だけの価値です。
読書感想は自分の情報&本の情報を、自由に混ぜて書けばいいだけです。
引用ばかりしない
僕も昔やっていたミスですが、文字数を稼ぐために引用しまくることはダメです。
YouTubeで本の要約チャンネルが人気ですが、著作権的にグレーです。
出版社さんから「本の内容をまとめられると売れないから止めてよ!」って注意されたら、要約ユーチューバーは動画を消さないといけません。
内容が全てわかったら本が売れませんからね…
なので僕は、読書感想を聞いた人が「本を読みたくなる話し方」を意識しています。
おわりに
僕がブログやYouTubeで読書感想を配信するのは、多くの人がお金に悩まずに幸せになってほしいからです。
マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツやAmazonの創業者ジェフ・ベゾスなど、成功している多くの人達は毎日読書しています。
読書好きで成功している人は多いですが、読書嫌いで成功している人は知りません。
読書することで、たくさん人の考え&経験の知識が手に入ります。
自分のエゴを出しまくって、楽しく読書感想を書きましょう!
コメント