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読書感想文の書き方

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読書感想文が上手くなる方法

まえがき

ブログやYouTubeでさまざまな本の読書感想を配信している僕が、読書感想の書き方についてお話します。

今では毎日ブログを書いていますが、学生時代は読書感想文が大嫌いでした。

当時は「面白いんだから、面白かったで良いじゃん!」みたいな。

そんな僕がブログ&YouTubeで読書感想をネタにしているのは、たくさんの人に本を読んでほしいからです。

大人になってもお金を稼ぐスキルを伸ばすには、日々勉強することが大切です。

あと本を読んで満足する人が多いですが、その知識を自分のモノにするにはアウトプットしないといけません。

本から得た知識を活かすためにも読書感想(アウトプット)が大切です。

読書感想の書き方

それでは読書感想の書き方についてご紹介します。

①大項目/中項目を書き出す

大項目&中項目を書く

別の紙(スマホのメモ帳でもok)に大項目&中項目を書き出す

思いつきで書き始めると文字数が足らなかったり、多すぎたりして困ることがあります。

そこで最初にすることは、大項目&中項目を書き出すことです。

大項目&中項目の例(鬼滅の刃/アニメ一期)

①炭治郎の家族が鬼に襲われる(大項目)
■家に帰ると禰豆子以外の家族が死んでいた(中項目)
禰豆子が鬼になっていた(中項目)
鬼殺隊の柱のひとり、富岡義勇と出会う(中項目)
鬼殺隊になるためのトレーニング(中項目)
②鬼殺隊になる(大項目)
鬼殺隊の試験(中項目)
日輪刀を手に入れる(中項目)
鬼殺隊初の試練(中項目)
逸&伊之助と出会う (大項目)
元下弦の鬼、響凱との闘い(中項目)
休息(中項目)
伊之助、人の優しさを知る(中項目)
④下弦の鬼との対決(大項目)
強力な鬼の集団に苦戦(中項目)
善逸の過去(中項目)
ヒの呼吸(中項目)
虫の呼吸、胡蝶しのぶ(中項目)
⑤鬼殺隊の柱と出会う(大項目)
柱との出会い(中項目)
特訓、常時全集中の会得(中項目)
無限列車へ(中項目)

まずはこのように道筋を書き出します。

例えば読書感想を用紙5枚に書かないといけないなら、1枚に1つの大項目が収まるように書けば綺麗に収めることができます。

②中項目に箇条書きする

中項目に書きたいことを箇条書きする

中項目に書きたいことを3つ以上書き出す

大項目&中項目を書き出したら、次は中項目に書きたいことを3つ以上書き出します

もし3つ以上書き出せないなら、その中項目の内容は薄っぺらくなるし、書くことに迷って時間の無駄になります。

中項目の箇条書きの例(鬼滅の刃/アニメ一期)

①炭治郎の家族が鬼に襲われる(大項目)
■家に帰ると禰豆子以外の家族が死んでいた(中項目)
・主人公の炭治郎は、家族と山に暮らしていた
・山を下りて炭売りをして帰る途中、知り合いのおじさんから「夜は鬼が出るから泊まっていけ」と言われて一泊する
・翌朝に家に帰ると、家族が血だらけで倒れていた

このように中項目で書きたい内容を箇条書きにします。

箇条書きにすることで「これも書きたいな」「これは書かなくていいな」というのがわかります。

③「思います」を多用しない

「思います」を多用しない

「思います」は感情が伝わらない

僕は学生時代にめちゃくちゃ「思います」を使ってました。

使ってもいいんですが、読み手からするとよそよそしく感じます

「本当にそう思ってるのか?」と。

「思います」の悪い例

丹治郎は家族を失っても頑張っていて凄いと思います。
僕も丹治郎のように諦めずに勉強を頑張ろうと思います。
そのために毎日家で2時間勉強しようと思います。

昔の僕はこんな感じでした(;^ω^)

「思います」を多用すると、感情のある主観的な文章じゃなくて、感情のない客観的な感じになります。

語尾は「します」「でした」「でしょう」などのさまざまな言葉を使い分けましょう。

文章力に自信のない方には《新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング》(著:唐木元)がオススメです。

僕もブログを書き始めたときは文章力で苦しみました。

こちらの本で語尾の大切さ時系列の言い回しなどがすごく勉強になりました。

④気に入った言葉を引用する

気に入った言葉を引用する

本文を引用して、自分の考えや経験談を書く

読書感想を書き出すと「もう書くことがない!どうしよう!」と悩むことがあるでしょう。

僕が読書感想でよく利用する手法が、気に入った言葉に対して感想を述べることです。

内容全体に対して感想を書こうとすると、どうしても結論にフォーカス(集中)してしまうのでたくさん書けません。

だけど言葉に対して感想を書くと、楽に1万文字以上書けます。

そして感想に必要なのは、自分の考え経験談を書くことです。

引用に自分の考え&経験談を含めた例

炭治郎の“頑張れ丹治郎!頑張れ!俺は今までよくやってきた!俺はできるやつだ!そして今日も!これからも!折れていても…俺が挫けることは絶対にない!”のセリフを見るたびに涙が出ます。
僕は小学生1年のときに野球部に入りましたが、ボールを上手く取れずに心が折れて辞めました。
でもあのときに「もっと練習しまくればよかったんだ」と気づきました。
これからはどれだけ失敗しても、諦めずに努力し続けます。

これは読書感想に大切な1つのテクニックです。

この引用&自分の考え&経験談の書き方に慣れると「紙と時間が足らねー!」ってなります(笑)

⑤文章チェック

文章チェック

一度寝て、起きてから見直す

読書感想を書き終わったら終わりじゃありません。

「遠足は家に帰るまでが遠足」の言葉があるように、一番大切で全集中しないといけない作業です。

自分で書いた読書感想が変な文章になっていないかを確認します。

書いているときは気づかないんですが、見直すと「え!なにこれ!?」ってミスがよくあります。

この文章チェックは一度寝て、翌日の朝一に行うのがオススメです。

理由は感想文を書き切った直後は脳が疲れていて、ミスを見逃しやすいからです。

仕事も同じですが、疲れるとヒューマンエラーが起きやすくなります。

なので一度寝て、脳が全回復している朝一にチェックすることで見逃す確率が下がります。

自分の考えと経験談を自由に書けばいい

自分の考え&経験談を自由に書けばいい

読書感想は、自分の人生経験を書けばいいだけ

いろいろ書きましたが、大切なのは自分の考え&経験談です。

ブログのSEOでも、主観的な考えが重要視されます。

なぜ重要視されるかというと、自分の考え&経験談はその人だけが知っている情報だからです。

鬼滅の刃の情報は、マンガを買って読めばわかります。

だけどブロガーやユーチューバーは、ファンを増やすための努力や知恵がさまざまです。

この考え&経験がその人だけの価値です。

読書感想は自分の情報&本の情報を、自由に混ぜて書けばいいだけです。

引用ばかりしない

引用ばかりしない

引用は1割、感想は9割

僕も昔やっていたミスですが、文字数を稼ぐために引用しまくることはダメです。

YouTubeで本の要約チャンネルが人気ですが、著作権的にグレーです。

出版社さんから「本の内容をまとめられると売れないから止めてよ!」って注意されたら、要約ユーチューバーは動画を消さないといけません。

内容が全てわかったら本が売れませんからね…

なので僕は、読書感想を聞いた人が「本を読みたくなる話し方」を意識しています。

おわりに

僕がブログやYouTubeで読書感想を配信するのは、多くの人がお金に悩まずに幸せになってほしいからです。

マイクロソフトの創業者ビル・ゲイツやAmazonの創業者ジェフ・ベゾスなど、成功している多くの人達は毎日読書しています

読書好きで成功している人は多いですが、読書嫌いで成功している人は知りません。

読書することで、たくさん人の考え&経験の知識が手に入ります。

自分のエゴを出しまくって、楽しく読書感想を書きましょう!

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