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コーチング大人の教育

義務教育は時代遅れ?

【提供】Gerd AltmannによるPixabay コーチング
【提供】Gerd AltmannによるPixabay

「AIに仕事が奪われる」という言葉に、不安な人は多いのではないでしょうか?

ネットが普及したIT社会には、学校教育では学ばない能力を鍛えることが重要です。

IT社会に必要な能力

ロジカルシンキング(論理的思考)
クリティカルシンキング(批判的思考)
世界のニュースを知る
客観的&俯瞰的に考える
効率化(問題解決能力)

必要な能力とは?

能力といっても、ワンピースの悪魔の実やジョジョの奇妙な冒険のスタンドではありません。

学生の場合

学校が求める能力

テストの点数
出席日数

学校が求める能力はほとんど記憶力です。

国語は漢字や古文を暗記します。

数学や理科は、数式や化学記号などを記憶します。

このように学校で評価を得るためには、記憶力が必要です。

また記憶力が高いと学歴や就活で有利になります。

スポーツや音楽以外などもありますが、基本的に学校は5教科で評価します。

社会人の場合

会社が求める能力

気遣い
仕事のスキル

社会人の場合、上司から認められる能力は気遣い/仕事のスキルです。

承認欲求の高いリーダーが多い会社では、仕事のスキルより気遣いを重要視するところもあります。

「言われなくてもやれ!」も上司に対する気遣いです。

どれだけ仕事ができる人でも、ほとんどの会社では気遣いがないと出世できません

学生と社会人では必要な能力が異なる?

学生と社会人に求められる能力の違い

学生に求められる能力=記憶力
社会人に求められる能力=気遣い(コミュニケーション)

学生は『記憶力』、社会人は『気遣い』が必要だとご説明しました。

「あれ?社会人には記憶力は必要ないの?」と思いませんか?

仕事の流れやお客さんの情報を覚えるのは大切です。

だけど、ほとんどの会社のリーダーが求めるのは「仕事ができる部下」ではなく、「自分の評価を上げてくれる部下」です。

仕事ができる部下は自分の意見を言うので、承認欲求の高い上司から嫌われます。

だけど仕事ができなくても、「凄いですね!部長!」と褒めてくれる部下は好かれます。

つまり社会人になると仕事ができる人より、コミュニケーション力の高い人が出世します。

優秀な人は評価されず、他の会社に転職していきます。

今後は記憶力&気遣いの需要が減る

IT社会に必要のない人

嘘をつく承認欲求が高い人

IT化が進めば全てデータベース化され、効率の良い企業ほど全ての情報がリアルタイムで更新して社内共有します。

仕事も自動化が進むと、経理/レジ/作業員/窓口/ルート営業などの人が必要なくなります。

2019年から銀行/郵便局/保険会社/自動車/コンビニなどのさまざまな業界がAIによる自動化によって、早期退職(リストラ)を進めています。

時代に合っていない商品を販売しようとして、かんぽ生命保険の『無保険』や『二重契約』などの詐欺営業が増えています。

セブン&アイ・ホールディングスの『7pay』 で、900人以上が不正アクセスの被害に合ったニュースもありました。

記者会見でセブン&アイ・ホールディングスの清水執行役員は「脆弱性はなかった」と断言しています。

このような嘘つきのリーダーがいると、今後も不祥事で会社のブランドを落とす可能性があります。

また、経営者はIT化に向けて、IT知識がない人をリーダーにすると危険です。

IT社会に求められる人

IT社会に求められる社会人

時代に合ったテクノロジーを勉強する人
嘘をつかない人

今後のIT社会に必要な人は、時代に合ったグローバルな新しい商品を効率的に生み出したり、プロモーション戦略ができる人です。

IT化が進むと、無駄な仕事や会議をしている人は、経費削減でどんどん介護職や現場作業に異動されます。

運よく自社でIT化が進まず異動がなかったとしても、IT化で効率の良い競合他社にスピード/資産力で負けて、低年収やリストラで困るでしょう。

IT社会に必要な能力

大人に必要な能力

ロジカルシンキング(論理的思考)
クリティカルシンキング(批判的思考)
世界のニュースを知る
客観的&俯瞰的に考える
効率化(問題解決能力)

全て今の義務教育では教わらない能力です。

これらの能力は、大手企業の企画/開発/広報などさまざまな業務で求められます。

ロジカルシンキング

ロジカルシンキングは、失敗した時に問題点を掘り下げて、解決策をいくつか掘り出す考え方です。

失敗して落ち込む人が多いと思いますが、落ち込まずに反省&改善を考えてください。

落ち込んでいても問題は解決されません。

失敗したときでも、成功したときでも、「原因は何か?」を考える習慣をつけましょう。

クリティカルシンキング

クリティカルシンキングは、1つの問題に対して、さまざまな視点で解決策を探す考え方です。

ロジカルシンキングと同じで、失敗や成功したときに、「この問題の原因はこれしかない!」と思い込まずに「実は他にも原因があるんじゃないか?」と考える癖をつけましょう。

世界のニュースを知る

世界のニュースを知ることで、仕事の考え方が変わります。

IT/IoT/MaaS/自動運転/ドローン/ARという言葉をよく聞くんじゃないでしょうか?

トヨタはウーヴン・シティというITの街づくりを進めていたり、コンビニ大手はAIロボットの実証実験を始めています。

「最新テクノロジーで何ができるか?」を考えないと、グローバルな社会では商品が売れません。

客観的&俯瞰的に考える

客観的&俯瞰的とは?

客観的=お客さん目線
俯瞰的=将棋や囲碁の盤面を見る時の目線

思い込みを捨てて、お客さん目線で考えるということです。

1年頑張れば、これらの能力を十分に会得できます。

何をすれば客観的&俯瞰的に考えられるようになるか?

例えば「日本ではソシャゲのガチャが多いのに、ヨーロッパではガチャのゲームがほとんどないんだろう?」と考えたことはありますか?

こういう質問をすると「友達が持ってるから」答える人がほとんどです。

日本で売れるモノは、「他人によく見られたい」「仲間外れになりたくない」と、自分が心から欲しいわけじゃなくて、他人からの評価で買うモノを決めている人が多いです。

なので自分がどんなに「面白い商品だ!」と思っていても、客観的&俯瞰的に考えないと、商品を継続的に売ることは難しいです。

効率化(問題解決能力)

問題解決能力に必要な能力

ロジカルシンキング
クリティカルシンキング

問題解決能力には、先ほどご紹介したロジカルシンキング&クリティカルシンキングが必要です。

会社の会議や商品開発企画などで多い問題は、経験による思い込みです。

例えば、「俺は今までこうやってきたんだ!若いもんにはわからん!」のような。

現代はテクノロジーが大きく発展し、10年前の成功法は通用しません。

10代~40代に対するマーケティングであれば、YouTubeやTwitterなどのSNSが効果的です。

ロジカルシンキング&クリティカルシンキングを学び、思い込みを捨てた会議や商品開発ができれば、時代にあったマーケティングや商品開発ができます。

売上に伸び悩んでいる会社は、経験による思い込みが強すぎるからです。

おわりに

経費で一番コストがかかるのは、人件費です。

社員には給料/保険/年金/交通費/出張費/光熱費などのたくさんの費用がかかります。

会社の経営が苦しくなったときは正社員を減らすことができるので、どの会社も一生安定ではありません。

経営が苦しくなくても、損保ジャパンのように介護職などの現場作業に異動させたり、ボーナスカットはできます。

今後のIT社会で稼げるように、社会人に必要な能力を鍛えましょう!

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