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「会社に勤める」から「集団で働く」になる

【提供】Gerd AltmannによるPixabay ビジネス教育
【提供】Gerd AltmannによるPixabay

ライフプランを「学校で勉強する → 就職活動する → 会社に勤める」と考えている方が多いです。

今後10年間で『会社に勤める』ということが常識ではなくなると予想しています。

なぜなら 「働き方改革」「終身雇用の崩壊」によって残業に制限がかかって収入が減り定年まで安心して働くこともできないからです。

それでは、なぜそのように変化するかをお話します。

「集団で働く」とは?

これから話す『集団で働く』とは、現代の「会社の指示通り働く」ではなくて「個人を集めて働く」ということです。

文字だけだとイメージがしづらいと思うので、図にまとめてみました。

『会社に勤める』と『集団で働く』の違い

『会社に勤める』とは、社長の目標を達成するために社員が頑張って仕事をします。

皆が同じ時間に出勤しなければならなかったり、上司の指示で残業をすることがあります。

収入に関しても自身で決めることはできません。

「人事査定の結果で給料が決まりますが、嫌だったら辞職して下さい」となります。

なぜ副業がダメなのか?

日本では副業を禁止している会社も多いです。

会社が『副業禁止』にする目的として「本業を疎かにしないため」と言われますが、実は「他社に引き抜かれないため」「残業させるため」の考えが強いです。

副業を認めると「サービスで残業や持ち帰りをしてくれる人が残業代を払え!」と残業代を求めるようになり、断れば副業で勤めているところに転職する可能性があります。

『副業禁止』というのは、悪い会社の奴隷を生みだしているシステムでもあります。

もし副業して本業を疎かにする社員がいれば、契約違反でクビにすれば良いだけです。

「他社に情報漏洩の恐れがある」と注意されることもありますが、家族や友達などに情報漏洩する可能性も十分に考えられますが、そこには何も制限をしていません。

一方『集団で働く』と会社のように決められた月収やボーナスはありませんが、自身のスキル次第で収入を増やしたり、仕事する時間や休日も全て自由になります。

フリーランス

一言で説明すると『フリーランス』ですね。

フリーランスでも仕事を依頼した会社のルールに従って、出勤時間や残業が決まり、正社員とあまり変わらない生活になる方も多いと思います。

しかし、『集団で働く』では会社のルールはありません。

仕事を依頼するのは『個人』であり、『結果』だけ求めているからです。

そのため『結果』さえ出せれば、休日を1週間取って海外旅行するなど、作業日と休日を個人の自由で割り当てられます。

会社ではなく信頼できる集団へ

『集団で働く』を例えると『先生のいない学校』です。

誰かが「1週間後に大掃除しましょう!夕飯奢るので、誰か空いている人はいませんか?」と掲示板に張り紙をして、掃除(仕事)を手伝ってくれた人にはお礼として夕食を奢る(給料を払う)。

堀江貴文ことホリエモンや、芸人のオリエンタルラジオ中田敦彦が運営している『オンラインサロン』がまさにそれです。

月額を支払ってオンラインサロンに入会し、オンラインサロンのメンバーで事業を立ち上げたり、イベントなどしています。

独立すればやりたい仕事を選んでやれば良いし、慣れてきたら掛け持ちで仕事をいくつか請け負って収入を一気に増やすことができます。

『個人で稼ぐ』ためには『会社に勤める』とは異なり、必要なスキルは『従う能力』ではなく『結果による信頼』になります。

メリットとデメリット

会社に勤めていれば、良い事も悪い事もあります。

サラリーマンのメリット

・毎月、決まった年収が得られる

・正社員であれば、基本的に解雇されない

・会社が年金や健康保険等を一部負担してくれる

・何かあれば会社が責任を取ってくれる

・残業した分、収入が貰える?

サラリーマンのデメリット

・年収は成果ではなく、人事評価で決まる

・決められた時間に出勤しなければいけない

・転勤や出向があり、住居の決定権は会社にある

・嫌いな作業でもしなければいけない

・副業を認めている会社は少ない

会社に勤めていると「指示通り働けば、解雇されないし、給料貰えるよ」という安心感があります。
しかし、この仕組みで幸せだったのは、30年前~20年前の《バブル時代》です。

おじさん達から「ボーナスは月収の1年分以上貰えた」「残業した時間だけ残業代が貰えた」と言う話を聞いたことがあります。

「バブル崩壊後」の現代では、ボーナスどころか残業代も貰えない人は多いです。

「俺らが若い時は、家に帰らずに頑張ったもんだよ!今の若いもんは頑張らねぇよな!」と50代以上の上司から言われた経験は無いでしょうか?

そりゃ残業した分だけ残業代が貰えれば、今の若い人も頑張ります。

でも『見込み残業』や『裁量労働制』を悪用して、残業代を不正に払わない会社が多いから、若い人達が疲弊してます。

『集団で働く』だと、見込み残業や裁量労働制を悪用する悪い会社で働かなくても、働いた分だけ収入が得られます。

また、1つの仕事で収入が足りない場合は、自由に掛け持ちもできます。

自身から仕事を探さないと収入は得られないので、「会社にいれば仕事がある」⇒「仕事を作る/探す」のマインドが必要不可欠になります。

いつ頃から「集団で働く」人が増えるか?

僕もニュースや本の知識から予測しているため、預言者のように決まった日時はわかりません。

『5G』『AI』『IoT』『自動運転』『終身雇用の崩壊』『学生のなりたい仕事に【起業家】が多い』の情報から推測すると、2025年~2030年の間に多くの人が『働く』の考え方が大きく変化していると予想しています。

約20年前に携帯電話が、約10年前にスマートフォン常識になって、生活スタイルも大きく変化してきました。

今の若い人達はTwitterやInstagramを見て、タピオカやから揚げがブームになりました。

スマホは今でこそ誰もが持っている事が当たり前ですが、発売されてからそろそろ10年目になります。

10年サイクルでデバイスが変化し続けているので2025年には5Gが当たり前の社会になって、スマホとは異なるデバイスを持つ事が常識になり、生活スタイルも大きく変化するでしょう。

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あくまで僕の予想ですが、次のデバイスは『手で操作をしない』です。

なぜなら、便利なスマホにも不便なところがあります。

スマホの不便なところ

ポケットや鞄から出さないと操作ができない

スマホの画面に集中してぶつかったり、線路に落ちる人がいる

電車の中で他人にスマホが当たることによって、暴力事件になることもある

モラルで解決できる部分もありますが、モラルを守らない人はたくさんいます。

ただし「手で操作」「スマホの画面を見る」はモラルではなく、転んで怪我をしたり、事故を起こしたり、巻き込まれる可能性はあります。

おそらく次のデバイスとしては、常時装着できる『マイク付きイヤホン+網膜に直接投影するもの』になるのではないでしょうか。

網膜に直接投影するメガネも開発が進んでいるそうですが、メガネだと雨の日に濡れるし、ビジュアル的に好まない人も多いと思います。

このデバイスが出ることにより、娯楽も大きく変わると予想しています。

例えばディズニーランド。

今は実際にある建物を見たり、ミッキーに会えることできます。

網膜に直接投影するデバイスが出来れば、AR機能を利用して、アニメの世界にいる錯覚を味わう事ができます。

メガネを付けて鑑賞する3D映画がありますよね。

似たようなことをメガネ無しで、いつでもどこでも体験できるようになるということです。

広告もスマホにプッシュ通知が来るのではなく、お店に近づいたらARで「ピピッ!」とオススメ商品が表示されるようになるのではないでしょうか。

新しいデバイスが常識になると働き方/娯楽/プロモーションなどが大きく変化するので、新デバイス発売以降に世の中が大きく変化すると予想しています。

おわりに

今後10年間は、今までにないスピーディーかつ、デジタルな社会になると思います。

2030年以降は6Gで宇宙とも通信できるようで、世界中でロケット開発が進んでいます。

トヨタ自動車は、今でこそ自動車の製造/販売会社ですが、創業時は株式会社豊田自動織機製作所という名前で繊維機械を製造していました。

しかし、自動車社会に合わせて自動車を主体とした会社になりました。

そのトヨタが、ソフトバンクとタッグを組んでITに舵を切ると発表しました。

トヨタの創業が1926年、自動車部を設置したのが1933年。自動車部を設置してから100年近く自動車を主に扱ってきましたが、「自動車だけでは無理だ!」となり、ITに移行するわけです。

今までの100年間とは、明らかに異なる社会になります。

異なる社会になるということは「大学卒業すれば大丈夫でしょ!」「会社の入れば安泰!」の考えも大きく変化する予兆です。

『正社員を雇う』という常識が崩壊する可能性も大いにあります。

その代わりに「ちょっと衛星の調子が悪いから宇宙に見に行ってくれる?」といった、今では考えられない仕事が増えるかもしれません。

社会の変化に、臨機応変に対応できる人間になりましょう。

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